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【訪問リハビリの日常】花見行く夢に繋ぎしリフトかな

花見行く夢に繋ぎしリフトかな

寝たきりのおばあちゃん。

肺炎を患って、ずっと病院に入院して、
14ヶ月間、寝たきりでした。

「家に帰りたい」

という一言で、息子さんが思い切って
家に連れてかえって介護しました。

1年以上も寝たきりで、家に帰っても
ベッドで寝たきり生活です。

そこへ、リハビリの訪問が始まりました。

思ったよりも、手足も動かせましたし、

話しかけると返事してくれて、
慣れてくると、冗談も言ってくれました。

ベッドの背を上げて、なるべく長く
体を起こす練習をしました。

座る時間が長くなって、体力がついてきたときに、

「車いすに乗って花見に行きましょう」

とおばあちゃんに言ってみると、

「行きたいなあ」という返事でした。

息子さんは腰痛があり、

ベッドから車いすへ乗り移りの
介護が難しい状態でした。

そこで、車いすに乗り移るために、
リフトを導入しました。

リフトは、大きめのシートにくるまった
患者さんの身体を吊り上げて、

車いすへ乗り移すことができる機械です。

リフトを使って、14ヶ月ぶりに
車いすに座ったおばあちゃん。

息子さんと花見に行く夢が、1歩近づきました。


みなさんといいものを作り上げていけたらと思っています。noteを面白い方向に転がしていきたいです。これからも書き続けます。