自分の好きなことを見つける方法
交換するものが何もなくても、やれていることで十分だ
「間に合いそうや」
「できそうや」
と思ったら頑張ろうとする自分がいます。
いやらしいです。結果重視です。
できそうなことしか、やろうとしません。
無報酬でもやれるのか、見返りなしでもやれるのか、です。
やる前提です。挑戦ありきです。
行動が先です。
「お金が稼げるから」
「有名になれるから」
「チヤホヤされるから」
「偉くなれるから」
目先に何かがあります。エサがあります。
エサがある前提で、行動があとです。
馬の目の前に、ニンジンがぶら下がっています。
何かをもらうのが、前提になっています。
見返りなしでもやっていたり、下心無しでもやっていることが、本当にやりたいことです。
新型コロナウイルス感染症の影響で、
甲子園という舞台がなくなったことがありました。
高校球児は、野球が本当に好きなのか、と自問しました。
『甲子園という目標はなくなったけど、「野球が好き」という気持ちは変わらない』
と気づける機会になりました。
挑戦する場所がなくなって、悔しいけれど、それでも、野球が好きなんだと思えました。
野球をやっていて良かったと思えました。
やっていることが、何かと交換するという前提だったら、交換できたら、それでおしまいです。
何か寂しいです。
やっていることが純粋に好きなら、やっているだけで幸せです。
交換するものが何もなくても、やれていることで十分です。
取り組んでいるその途中で、もう幸せです。
やれている幸せです。
目標に向かって頑張るのもいいことですが、好きなことなら、やっている途中も楽しいのです。
好きなものの見つけかた
好きなことができていることが、自分にとっての報酬になります。
「これをやったら、何かもらえるから」
「得するから」
という交換条件は必要ありません。
好きなものは交換条件なしで、取り組めるものです。
そういうものを持っているかです。
お金さえも要りません。
たとえ無報酬であっても、頼まれていなくても、やれるものが、好きなことです。
儲からなくても続けているものが、好きなことです。
「好きなことができていること」
これが自分にとっての報酬です。
儲かったらラッキーくらいです。
好きなことができているので、お金という報酬さえも気になりません。
「食べていくのに必死やがな」と言いながら、毎日毎日、ニコニコしながら取り組んでいる。
こういうものが好きなものです。
あなたの好きなもの、見つかりましたか。