私たちの女神さま
こんばんは。
春ですね。 桜が待ち遠しいです。
先日、ちょっと不思議なことがありました。
私はこどもの頃、家族とよくお詣りに行く神社がありました。
その神社は、急な階段のある崖の上にあって、あまり人が参拝しないようなところでした。
でも、神社からは青い海が一望できて、私はその美しい景色もお気に入りで、神社に行くのが好きでした。
神社にお詣りすると、よく写真を撮っていました。
記念碑のようなものがあって、その石柱の上には
白い衣を着た女神さまが立っていらっしゃいました。
私は、女神さまと一緒に写真を撮るのも好きでした。
先日急に、女神さまのことが頭に浮かんだので、
アルバムを見返してみました。
この神社には、さすがによく行っていただけあって、何枚も写真がありました。
「女神さま。女神さま。」とワクワクしながら…。
「えっ?!」 「えぇ~~!!」
「女神さまがいない!!」
神社の記念碑のような石柱の上に、女神さまのお姿はありませんでした。
私も家族もただ記念碑の前で、いつも写真を撮っていただけだったのです。
私はずっと、女神さまも一緒だったと思っていました…。
今でも、その時のことがありありと思い出されるのです。
崖の上の神社なので、写真を撮る時に風で帽子が飛びそうになったり。
だだっ広い原っぱの先に、美しい海が見えたその光景もよみがえってくるのに…。
女神さまは…。 幻だったのです…。
お姿のない写真を見ながら。
女神さまは、幼い私がお詣りにくるのを
喜んでくださっていたのかも…。と思いました。
女神さまは、女性特有の病気を治してくださる神さまとして知られています。
かつてご自身が病気になられ、とても辛く悲しい体験と思いをされたことにより、たくさんの女性を救いたいという尊いお心から、女神さまとなられました。
私はそれを家族から聞いていましたので、女神さまが大好きでした。
そんなことも思い出しながら
写真にお姿がなかったことが逆に、とても有難い、嬉しい気持ちになりました。
女神さまは、いつも私たちが健やかに過ごせるようにお守りくださっていると思いました。
女神さまは、淡島さまとおっしゃいます。
とても美しい御心の慈悲深い、私たちの女神さまです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今年も美しい桜が楽しみです。
💗感謝💗 天海瑠璃