Day 188 祝日の散策【アラサー女子のスパルタcoop留学】
今日はBC州の祝日。街を歩いていたら横断歩道で、「今日って何かのお祝いの日なんでしょ?どこかでイベントやってるのかしら?」とマダムに話しかけられました。
いや、特に大きなイベントはないんじゃないかな…と言うと寂しそうに去って行ったのですが、そういえば何の日かよく知らない。
調べてみると今日は、カナダ政府とカトリック教会による先住民への同化政策により、故郷に帰れなかった子どもたちや収容学校の生存者、その家族や地域社会を称える日、とのこと。
正式に祝日になったのは2023年で、結構最近だったことも分かりました。(参考記事:https://canadajournal.com/orange-shirt-day-truth-and-reconciliation/)
あのマダムにもちゃんと説明できればよかったな。
さて、今日は祝日で定期券の範囲が広がるので、市内で最後に行っておきたいところをいくつか周りました。
残り一週間って長いのか短いのかよくわからず、のんびりしつつもやり残したことがないかそわそわしています。
この期間は楽しいけれど少しだけ苦手ですね。どこかに行きたいと思って行ったとしても、その行きたいという気持ちが「せっかくだから行かなきゃ」という義務感なのか、純粋に行きたいのか分からなくなってくるからです。でも昨日のボウエンアイランドは行って良かったな。本当に楽しかった。(まだ言ってる)
ただもう宿泊で遠出するほどの日数はないし、特に興味があるところもないので、出かけたとしても近郊でいいかな~と思っています。
私は6ヶ月間でほぼ旅行をしておらず、遠出はKelownaくらいなので、周りからは「バンフもトロントもナイアガラの滝も行ってないの?もったいない!」などと言われ、そのたびにもう放っておいてくれ~と思ってしまいます。笑
天邪鬼なのか、みんなが行ってきたところ、良かったと言っているところに興味を持てないんですよね。
ヨーロッパを一人旅していた時は、電車でたくさん国境を越えて、人々があまり知らないような小さな国に入るのが好きでした。
帰ってきて「この前○○っていう国に行ってさ~」と話した時に驚かれたい、という承認欲求なのかもしれません。笑
きっと行ったら行ったで楽しいんでしょうけどね。北米大陸に来たのだから一旦アメリカくらい行っておいても良かったと思うのですが、それでも本当に行きたいところが思いつかなかった。まあそういう時もあるよね。
とまあ旅行は行き渋る私ですが、隣の町への遠足レベルならいいかな、ということで、今日は日本語チューターの生徒さんの出身地であるPort Moodyに行きました。
駅を出て歩いていくと海沿いに公園があり、向こう岸の街と山が見えます。
海とは言ってもバンクーバーからかなり東側だよなあと思って調べてみると、これはBurrard Inlet(バラード入り江)というフィヨルドらしい。(参考記事:バラード入り江)
そういえばバンクーバーの西側ナナイモアイランド周辺には複雑な形の島がたくさんあるけれど、これも氷河に削られたりしたのかな。でも大陸と平行に島が残るのはクロアチアのダルマチア式海岸くらいでかなり珍しい例だったはずだなあ。
冒頭の祝日のこともそうですが、カナダについて知らないことがまだまだたくさんあるので、少し勉強しようと思います。
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