見出し画像

Day 155 ペーパードライバーが海外で運転【アラサー女子のスパルタcoop留学】


昨日はレースのレポートで5,000文字も書いていました。
今日はこぼれ話として、一番の懸案事項であった車関連についてのエピソードを書こうと思います。


車を借りるが…?


初日はKelownaまで飛行機で移動→空港で車を借りる→ホテルで前泊→翌日会場に移動、というスケジュールでした。


空港について予約していたレンタカーのカウンターに行き説明を受けると、まず「保険どうする?」と聞かれました。



予約サイトのExpedia経由で加入しているからいらない、と言ったのですが、「Expediaだと申請を自分でやらないといけないけど、ここで入れば返す時に一言言うだけでいいよ」と言われました。


え、そんな違いがあったのかと思い、とりあえずExpediaの保険がどんな内容か確認してみると、資料の中の対象地域がアメリカの州しかなくて、カナダが含まれているか怪しい。


そして確かに何かあった時にExpediaで申請するのはめんどくさそう…と思い、Expediaのチャットに連絡して保険をキャンセルしました。


そしてカウンターに戻って支払いをしようとすると、今度はまた別の問題が。


予約時は$80だったはずの料金が、$120と言われました。なんでやねん~


これも店員さんとよく確認したところ、予約時の表記がUSD(米ドル)になっていたことが発覚。


どちらも同じ$マークなのややこしいから辞めてほしいわ~と思いつつ、料金については渋々納得して払うことにしました。


するとこれまた更に「デポジットで$300もらうから」と言われ、え~~?と戸惑う私。


「ちゃんと返却時に返金されるから!レシートにも書いてあるから!」と言われ、もういいか、と支払いました。(後日ちゃんと返ってきてました。)


この日はホテルまでの移動だけでしたが、大雨の中で全然周りが見えず、やや心細く思いながらなんとかたどり着きました。


そういえば教習所で初めて運転した時も雨だったな。


早朝にあたふた


翌日はレース当日。5時過ぎに張り切って運転席に座ると、全ての窓が曇っていて何も見えない。


凍っているのか?外の水滴?内側の曇り?などと混乱しつつも、とりあえずこういう時は窓に向かってエアコンをかけるんじゃなかったかな、と、昔父がやっていたことを思い出してボタンを探して押してみる。


でも一向に解消されない曇り。ワイパーをかけてもなんとなくまだ良く見えない。


結局よくわからなくて、持ってきていた古いタオルで全ての窓とミラーを拭きました。


でも、車を運転する前に窓拭いている人ってあんまり見たことないような気がするなあ。いや、いたのかなあ。


運転初心者、運転だけではなくてこういうのもよくわからない。


車汚れちゃった!


帰り道に段々運転にも慣れてきた私。ちょっと行きたいところがあって、調子に乗って寄り道をしようとします。


でもカーナビに従って走っていくと、コンクリート舗装のされていない土の道に入り、かなりがたがた揺れるようになりました。


道も狭くてなんだか嫌だったので引き返すことにして帰って来たのですが、その道がぬかるんでいたせいで、真っ白だった車体がかなり汚れてしまったんですね。


それで思ったのが、「レンタカーって綺麗に返さないと清掃代とかとられるの?」ということ。


調べてみると、「洗車は必要ないけど、借りた時と同じくらいのレベルで綺麗にしてね」と書いてある。うーん、どういうこと?


最初は新車のようにきれいだったので、これはまずいのかな?と思い、朝窓を拭いた雑巾で車体を拭き始めることにしたのですが、下手に拭くと傷をつけそうだなと思って軽く拭くことにとどめました。


返却した時に、すぐ近くで全ての返却済の車がどんどん洗車されているのを見て、こんなことは不要だったと知りました。笑


ガソリンてどうやって入れるの?


運転自体は道幅も広く空いていたので、不安ではありつつも無事に旅を終えることができました。


問題は最後に給油して返すこと。この日まで人生で一度も給油をしたことがなかったのです。


セルフサービスのところで、機械を見てもよく分からず店員さんのところに行くと、「大体どのくらい必要なの?」と言われる。


どのくらい?リットル数ってこと?よくわからないけど最初は残り600kmだった走行距離が今は400kmになってる、等と役に立つのかよくわからない情報を伝えると、「とりあえず100ドル分で清算するから、多すぎたら返金されるから」とのこと。


もうなんでもいいか、と思い支払いをして(ちなみにやっぱりガソリンスタンドはデビットカードは使えずクレカで支払った)、レギュラーのノズルを恐る恐る掴んで、給油口も初めて開けて、差し込みました。


それでレバーを握り始めて思ったのですが、これ、満タンになったかどうかっていつわかるの??ということ。


ガソリン溢れちゃったらやばいんじゃない?と不安になりながら、もう片方でスマホを操作し、「ガソリン 満タン どうやってわかる」と検索をする始末。


ノズルの先端にセンサーだかなんだかがついていて、満タンで止まるしくみらしいですね。。。知らなかったよ。。。


ガタン!と音がして、無事こぼすことなくガソリンを満タンにできました。


結局満タンにするのに25L、$42くらいかかりました。



給油しすぎ?




空港のレンタカー返却場所まで運転し、下手くそながらも駐車したところ、更にあることに気付きます。


給油メーターを見てください。

初日の運転前の画面


返却時の画面


これ、乗る前は残り631kmになっているのに、満タンにしたら残り809kmになっていますよね。


満タンになっているから満タンで返却してね、という話のはずだったのに、使っていない200km分のガソリンを私が払ったのはおかしくないか?ということで、店員さんに説明。


すると結構あっさり、「じゃあ給油代はこっち負担にしておくわ!」と言われました。


え、私が走った分もチャラにしてくれるの…?と戸惑いつつも、「そういうことだから、レビューに僕の名前書いてね!」とニコっとされたので、お言葉に甘えることにしました。ラッキー。


まとめ


車を運転する方々からすれば、なんでそんなところでつまずいてるの!?という感じだと思うのですが、本当に運転経験がない人間はこんなところでばたばたするんです。。


まだまだ世の中は知らないことが多いんだなと、大変勉強になる経験でした。


ちなみにケロウナの大自然を目の前にしながらのドライブは、初心者ドライバーでさえ寄り道をするほどの気持ちがいいものでした。


特にケロウナ中心部のオカナガン湖を横切る高速道路からの景色はすごくきれいでした。


日本でも田舎ならまたドライブしてみたいなあ。


カナダでの運転経験値が日本でのそれを上回ってしまったので、日本で車線を間違えないように気を付けたいと思います。笑






いいなと思ったら応援しよう!