るらる🎗教務主任

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観点別評価と定期考査廃止①

本校では令和5年度から定期考査を廃止する。 観点別評価の導入が大きな理由の一つ。 観点別評価の導入により、定期考査のウェイトがとても軽くなってしまった。 本当は一学期中間・期末、二学期中間・期末、学年末の計5回すべての定期考査をなくしたいけれど、学力が著しく低く学習習慣のない本校生徒の特性、「定期考査全廃」に拒否感を示す職員の理解のために、各学期末、学年末の計3回の定期考査はひとまず残した。 【定期考査廃止のメリット】 物事には勿論、メリットデメリットがある。 定期考査の廃

    • 教員の一番やりたくない仕事

      教員として一番やりたくない仕事は何か。 保護者からのクレーム対応? 専門外の部活動顧問? 理不尽な生徒指導? PTA活動? 何が思い浮かぶだろうか。 価値観は人それぞれ。 いろいろ思い浮かぶだろうが、自分の中では採用前から圧倒的1位の「絶対にやりたくない仕事」がある。 それが「教え子の葬式に出ること」。 約20年前、講師時代に踏切事故で急にクラスメイトを失った担任とそのクラスを見て、絶対に教え子の葬儀には出たくないと感じた。 しかし約10年前、担任をしていた生徒を

      • 不登校生徒対応での気付き

        不登校生徒への対応は校種によっても異なる。以下の話は高校での話。 クラスに不登校生徒がいなかった年はない。 初任校2年目で担当したクラスもそうだった。田舎の16人しかいない、クラス替えのない学級だったが、2年次に3人退学してしまった。1年目の初担任は何も出来なかった。 3年生になり、同じクラスを持ち上がり。 別の生徒が不登校に陥った。理由は不明。 1cmが何mmか分からないような、学力的にも相当しんどい生徒。 一学期のうち3日しか学校に来れなかった。 履修に必要な出席日数

        • コロナ後遺症と進級、卒業

          コロナ感染を発端とした不登校に悩んでいる人も少なくないのではないか。特に後遺症に苦しんでいる生徒の気持ちは計り知れない。 公立高校の本校では、コロナ感染はもちろん、その後の後遺症についても「出席停止」として扱い、出席しなくてもいい日数としてカウントしている。また、調子がいいときにはICTを活用した授業に参加してもらってオンライン授業や課題に取り組んでもらっている。これで『とりあえず』出席日数や評価の部分はフォローできる。 ただ、問題はそんなに単純なものではない。 長期欠席

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