中学の歪んだ恋愛②

私は13歳で6歳年上の19歳の男と付き合うことにした。

好きな気持ちは1ミリもなかった。
この時の私は私は復讐をするために生きていた。

この6歳上の男と付き合った理由は元カレが恐れていた先輩だったからだ。

私はこの6歳上の男に別の女が4人いる事も知っていた。
でも、何も知らないフリをしてその男に
『毎日好き大好きずっと一緒にいてね』などと電話やメールをしていた。

週2回位、その男から呼び出しがあった。
その度にセックスをした。
最初の2.3回は苦痛だったがその後は何も思わなくなった。

私は男に呼び出される度に、
『元カレが家の近くにいる』
『電話番号を変えたのに非通知で電話してくる』
などと訴え続けた。

その男はその訴えを流していたのがむかつきすぎて、私は最終手段をとった。

『元カレが私の裸の写メを持っていて、それを仲良しの男の先輩に見せたかもしれない』
と訴えた。

この訴えをする前に仲良しの先輩には1万渡し、
『男に写メを見たか聞かれたら見たと答えて欲しい』
と頼んだら快く受けてくれた。

男は私の仲良しの先輩に連絡をして写メを見たか聞いた。
先輩は、『あの写メはヤバいやつだった』
と伝えてくれた。

男はブチギレて、元カレに連絡をして1人で来いと公園に呼び出した。
私もその場に一緒にいて泣きそうな顔を作っていた。

元カレが1人で来て、男に写メのことを聞かれたが勿論そんな事実はないので否定していた。
でも、男にどんどん詰められていく内に元カレは
『すいませんでした。許してください。』
と認めた。

その言葉を聞いた瞬間、男は殴る蹴るを繰り返した。
私は泣いてないが泣いてるフリをした。

私は周りから聞いていた。
この男は本気でキレると意識のない相手の顔に根性焼きをして意識を戻すと。

元カレが意識を失った瞬間、男がタバコを取り出した。
そして、火をつけて頬にタバコを押し付けた。
元カレは叫んでいた。
私はこのイケメンの顔が崩れていくのを見るのが楽しみだった。

殴る→根性焼き→殴る→根性焼き
を繰り返した。

私は、最初は楽しんでいたがそろそろヤバいと思って携帯で110番した。

110番して話すると男に怪しまれると思った。

だから電話をした瞬間、男に抱きついて
『もー辞めよ。死んじゃうよ。◯◯君いなくなるのいやだよ』
と泣いたふりをしながら伝えた。

警察に聞こえるように、
『△△(公園の呼び名)の近くにいると捕まっちゃうからだから早く帰ろ』と伝えた。
だが、ここで終わるとは思っていなかった。

それから5分くらいしてからパトカーが来た。

そして、警察官に男が連れて行かれた。
救急車を警察官が呼んだらしくて男が連れて行かれてからすぐに救急車がきた。
そして、元カレが救急車で運ばれて行った。

私も女の警察官に連れられて警察署に連れて行かれた。

事情を聞かれて私は
『元カレが私のことを捨てたから嘘をついて男に殴らせた』
『男のことを私は今まで元カレをいじめていて捕まって欲しいから嘘をついた』
と笑いながら伝えた。

その後
『今日は帰ってもいいけど明日また来て欲しい』
と言われ母親が迎えに来た。

母親は刑事から事情を聞いていたので車の中で
『派手にやったね〜りあがスッキリするならいいと思うよ〜』
と笑っていた。
『でも、家裁に行って鑑別ってとこに行くことになると思うよ〜1ヶ月も居なくて済むから大丈夫！』と言っていた。

その次の日から警察へ行き児相の人立ち会いのもと事情を聞かれた。

事情を聞かれた後は1ヶ月児相に一時保護された。
その後、家裁に行くことになり家裁に行った当日に鑑別所に3週間入ることが決まった。

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