松本旅行記【2日目】
静かな環境でぐっすり眠れた。彼が早起きなので私もつられて起きて、朝風呂に。すっきりとした空気の中入るお風呂ってなんであんなに気持ち良いのだろう。
簡単に身支度をして朝食。朝から手の込んだおかずの品々に歓喜する。山芋がおいしい~。
チェックアウト時に少し若女将とお話をして、彼女のこの旅館への愛を感じ、また来たいなと強く思った。今回、残念なポイントがあったとしたら、一部工事中の棟があり、少し景観が悪かったことぐらいか。
バイクに乗るところまで見送ってくださって、写真も撮ってもらえた。後で見ると私の顔がパンパンでいよいよダイエットを本気でせねば。
バイクでまずは美ヶ原高原を目指す。山の中を走るとものすごく涼しくて、気持ち良い。所々、お花のような良い匂いもする。山道のヘアピンカーブは車よりもバイクの方が気分悪くならないな。彼の後ろでずっとニコニコしながら乗っていた。ビーナスラインに入るとバイカーがすごく多い。すれ違う時に手を振ると(彼が挨拶をしろと言っていたので)、楽し気に振り返してくれる人も多く、言葉に出さないがお互い「楽しいね~最高だね~」という思いなのだなと嬉しくなった。
美ヶ原高原に到着。霧がかっているが山々が美しい。ソフトクリームを食べ、牛乳パンを買った。楽し過ぎるよ。案外時間がないことに気づいたので休憩もそこそこに、霧ヶ峰~白樺湖を目指す。道中は嘘みたいにきれいな景色。往年のWindowsのスタート画面のような、木の生えていない山々。思いっきり大自然なのに、美し過ぎて逆に人工的に作られたテーマパークかと思えてしまうほど。彼と「すごいすごい!」と叫びあいながらバイクを走らせた。この光景は永遠に覚えているだろうな。
白樺湖はあまり人がおらず、周辺の観光施設もさびれた雰囲気で少しもの悲しい感じだった。スワンボートには乗りたかったな。白樺湖からバイクショップへ戻る。
山を下りるとものすごく暑くて、一旦愛しのスーパーツルヤに寄りアイスを買った。ツルヤ、もっとゆっくり見たくてものすごく後ろ髪をひかれたが、返却時間に間に合わなかったらいけないので我慢した。えらい。
途中で高速道路を使ったが事故渋滞をしていて、恐らく20分ほどのろのろと進んだ時間が暑いわ、返却時間を超過しそうで焦るわで地獄だった。
なんとか時間内にバイクショップへ到着。朝のうちにまたタクシーを予約していて、ちょうどタクシーも到着したところだった。無事松本駅までの電車にも間に合い、本日の宿へ移動。この日はちょうど「松本ぼんぼん」というお祭りの日だった。なんて可愛い名前のお祭り。お祭り会場付近は中高生ぐらいの子がすごく多くてびっくりした。都会よりも若い子が多いのでは?
2泊目は前回も一人で宿泊した「まるも」さん。部屋に案内してもらい、一休みしてから夕食へ。居酒屋さんを予約して入ったが、お値段の割に落ち着けずちょっと失敗したかなという印象。気を取り直して前回も訪れたエオンタさんへ。彼はお酒を飲み私はカフェインレス珈琲とアイスクリームをいただいた。お祭りはまだにぎわっていて、屋台には多くの人が並んでいた。私も綿菓子買えば良かったな。宿へ戻ってお風呂へ入り、購入したいしいしんじさんの本を少し読んだりしてから眠りについた。
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