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売るときは気前がいいけれど

だいぶ前、両親がそれぞれ携帯を契約していました。
しかし、ほとんど使わわれないまま、端末がどこかに行ってしまいました(´;ω;`)

父は施設に入ってしまって今後使う可能性はほぼゼロ。
使っていない2台の携帯代に毎月約6,500円の出費は痛い。

解約することにしたのですが、手続きがおそろしく面倒くさいというか。

両親が自分で手続に行けないので、両親それぞれのマイナンバーカードが必要。

父は元々作ってあったのですが(母も気づかなかったそう)、母は作っていなかったので、地元の役所に行き作成。これに1ヶ月近くかかりました。

そしていざ、回線会社のショップに手続きに行ってみたら、
とにかく待たされる待たされる。
事前にHPで必要書類とか確認して行ったつもりなのに、
「お母様には電話での確認が必要です」
「お父様は確認ができないので、代わりとなる書類を書いてもらいます」
だの、HPに書いてないことを「後出し」みたいに言われて。

事前に予約して行ったから良かったようなものの、入店から手続完了まで1時間半もかかりましたよ。

で、最終的に「手続完了のお知らせ」が両親の自宅(=私の実家)に送付されるというので、それを代理人である私の住所に替えてくれないかと言ったら「会社の規定でそれはできません」だって。

ここ1ヶ月余り、施設に入ったきりおそらく家には戻らないであろう父(要介護4)と、家にはいるけど認知の衰えが進んで大事な書類の管理はほぼできなくなっている母(要介護1)のセーフティーネット構築のため、重要な公的書類はすべて私の自宅宛に送付してもらうよう変更手続をしてきました。

「携帯解約の完了通知」が、代理で手続に来ている私のところに送付先を変えることの、何が問題なんですかね?

ネット回線とかスマホだとかIT関連みたいなものって、売り込むときは熱心だけど、解約となると非合理的な手続きに時間ばかりかかって、利用者の都合なんてほとんど考えていないんだろうなあ、と改めて思いました。

時間はお金よりも貴重なんですよ。
2台の携帯解約に1時間半って、長すぎませんか?

店員がみな20代~30代くらいの若い人で、介護の問題なんて遠い世界の話だと思うのかもしれないけど。

超高齢化社会を迎えて、このあたりも現実的に対処できるように仕組みを変えてもらいたいです。

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