薫薫

猫が好き 食べるのが好き 料理も大好き

薫薫

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最近の記事

足の痛み

4年ほど前から、何度も歩行時突然、右足中指の痛みを感じることがありました。 時たま痛いだけだったので(でも結構痛い)そしてそこを触ってみても痛みを感じないので(靴を履いて歩く時だけ痛い)、何なのかなぁって思いつつも、そのうち治るだろうと放っておいたんです。 しかし、痛みを感じる頻度はどんどん高くなり、とうとう限られた靴しか履けなくなりました。 ビールが大好きでたくさん飲んでいたし、尿酸値も平常の域は越してないものの高めだったので、通風を疑いましたが、内科医は違うと言う、そ

    • くちなし

      この季節になると湿気のある風に乗って、くちなしが薫ってきます。 あ、今年ももうそんな時期なのか! 日々の生活の垢にまみれている私にも忘れず巡って来てくれた季節に感謝してしまいます。 名前の由来は、実が熟しても裂開しないから、というのが有力らしいですが、「くちなし」という字だけを見ると、どういう意味なのかいろいろ想像します。 高野喜久雄さんの詩に「くちなし」というのがあって、これに高田三郎先生が曲をつけています。 「『ごらん くちなしの実を ごらん 熟しても 口をひらか

      • 桜餅

        今日はこの冬一番の寒さです。 寒の入りしたということなので、気候変動と言われながらも、この雪はまだまだ季節は我々を裏切らないことの証明でしょうか。 木々も葉っぱをすっかり落として寒々としていたけれど、今日は雪の着物を着て、なんだか暖かそうでもあります。 そして、よく見たら桜の木の先には、もう次の季節のが見えます。 ほら、あの小さな膨らみの下では、来たるべき輝かしい舞台に向けて、ゆっくりと着実に、絶え間ない準備が行われています。 桜は大好きな花です。 満開の桜は、見て

        • バターケーキ

          クリスマスの夜には父がホールのケーキを買ってきてくれた。いちごのショートケーキ。 私の子供の頃はバタークリームのケーキが主流で、生クリームのケーキはすごく高級だった(多分) 勿論、うちのケーキはバタークリームケーキ。 それでもホールのケーキを食べられるのはクリスマスとお誕生日だけだったのですごく嬉しかった。 私の中のケーキの順位は、生クリームが最上級。で、生クリームの下がバタークリームで、それより下なのがアイスのケーキ。 昔は普通のケーキの色や形をそのままアイスクリームで作

        足の痛み

          コロッケサンド

          冬至の朝、暗い中、台所にだけ明かりをつけて朝ごはんをとる。 昨夜の残りのかぼちゃコロッケと昨日買っておいた、乃が美の食パン。残りもののポテトサラダも少し入れて炭水化物祭り。 トースターで温めてとんかつソースとマヨネーズも塗ってコロッケサンド。 美味しい時間のはじまりはじまり~。 でも、そこで私は朝の時間を無駄にしないようにと、新聞を広げて読みながら食べるという過ちを犯してしまう。 欲張って、味覚の幸せと情報を取り入れることを同時にやってしまう! そしたらどうよ、五木寛之を

          コロッケサンド

          パイナップル

          果物が好きです。基本食べられるものは何でも好きな私ですが、果物も大好きです。 特にぼやーっとした味のものが大好きなことに最近気づいています。 梨、さくらんぼ、洋梨、桃、柿、いちじく等々。 超甘いわけでもなく酸っぱいわけでもない。 うーん。ぼやーっとって表現したけど、本当はぼやーっとしてるというより、ほのかな味で香り立つ味っていうほうが適してるかも。 いくらでも食べられちゃう。 もちろん林檎や葡萄や蜜柑や……何でも好きですが。 最近のお気に入りは、柿と春菊のサラダ。

          パイナップル

          パリの冬と焼き栗

          今日は朝から冷たい雨が降って、その後雨があがっても、寒さはそのままの曇りの一日でした。 曇り空の下を歩いていると、いつもは寂しい気持ちになるのに、今日はなぜか「冬のパリの街を歩いてるみたい」っていう気がして、そして、そう思うと少し嬉しくなって足取りも軽くなっていました。 (因みに勿論、パリの冬は知りません) 何がそうさせたのか? 寒い雨、重く垂れ込めた曇、そして何より雨後の湿った空気でしょうか。 私の中のパリの空気感とぴったりあった冷たい湿度だったのかもしれません。 パリの

          パリの冬と焼き栗

          湯麺

          休日の昼はタンメンにすることが多いです。 タンメン大好きなんです。 原点は大学構内にあった中華屋さんのタンメン。 同級生二人と入り浸りました。 次は家族が作ってくれたタンメン。土曜日のお昼は「何食べる?」と聞かれると多くの場合「タンメン」と答えるのが常でした。又、そのタンメンが野菜たっぷりで美味しいのなんのって! 今は私が作ります。二人分なのにもやしは一袋。 中々麺に行き着かない、と言われますがやめられません。シャクシャク、ムシャムシャ。 あー美味しい。

          色んなものがすでに詰まってる!

          色んなものがすでに詰まってる!

          春分の日

          今日はお彼岸!とスーパーで牡丹餅を見て思い出し、午後から慌ててお墓参りした帰り道。 道路の向こう側の歩道を女性と小型犬が歩いてくる。小さなその犬は女性の、むこう脛くらいのおおきさかな? 女性の歩幅に付いていこうと細かく足を動かしながら歩いてるその子の大きな真っ黒な目と私の目が合う。お互いの距離が縮まって、すれ違うときも目と目は合ったまま。 そして、すれちがってもお互い首を回してしばらく目と目は合い続ける。 ほんの15秒ばかりの見つめあいに、私全部からあったかい満足が湯

          春分の日

          3月19日

          ポン!ポンポン! 鍋蓋の下でポップコーンが弾ける。 カサ、カサカサ! 味噌汁のお風呂で蜆が顔を出す。 まるでそんな音が聞こえるような桜の開花です。 本当に音がしてるんじゃないかと思います。ぽっ❀ぽっ❀ぽっ❀ 「わたしが一番!」「私も! わたしも! ほら見て」そんなお喋りが聞こえてきそう。 一年で一番愛おしい時間の始まりです。   愛でても愛でても、まだ足りない。もっともっと見続けていたい。桜の花と共に溶けて行きたくなります。そんな春がやってきました。 願わくば花

          3月19日

          朝の幸せ

          通勤の乗り換えホームに「小諸そば」がある。私の朝はとても早いのだけれど、その「小諸そば」はパン屋さんより早くから営業している。(朝早い職業の人を思い出すとき必ずこの歌が歌いたくなる。♫朝一番早いのは〜パン屋〜のおじさん♫) 早朝、電車から降りてホームを歩いていると出汁の香りが漂ってきて、何だかとっても嬉しくなる。 勤め人らしき人たちが、丁度お店の前の券売機がある辺りのドアから電車を降りて皆、足早に機械に向かって行く。 何を買っているかまでは見えないけれど、朝だから軽く「

          朝の幸せ

          幸せの落ち穂拾い

          変わらないように見える毎日から幸せの種をたくさん見つけたいと思ってます。

          幸せの落ち穂拾い