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良い学歴を獲得し良い会社に就職すること=幸せ???
こんにちは〜!かんガエル先生です🐸
今回の写真は、京都の左京区のどこかの道端にいたお地蔵さんです^^
体長は、手のひらサイズ。 ふと見つけました☆昔、何かの厄払いで作りはったんかなぁ...
「高い学歴や良い会社に就職する=幸せ」の方程式
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(↑京都貴船神社より)
さてさて、みなさんは、「キャリア教育」と聞いて、どんなことを思い浮かぶでしょうか。
キャリアウーマン?ばりばり働いている人?サラリーマン?子育て?介護?給料?結婚?家族?経歴?能力が高い人?......
思い当たるものがあったでしょうか。
しかし、ぶっちゃけ言ってしまうと、本当のキャリア教育はそのような狭義のものではありません。そしてむしろ、世間では上記に挙げたような認識が広まり、本来のキャリア教育というものが学校現場において十分に展開されていないのが、現実なのです。
ここでは、改めて、「キャリア教育」とは何なのか。そしてそれは、「高い学歴や良い会社に就職する=幸せの方程式」が成り立たない世の中になっていることを再認識するきっかけになると思います。
結論から言うと、キャリア教育は、「能力」や「職業」限定ではありません。一言にまとめると、キャリア教育は、ずばり!「自立」に向けた教育だといえます。
大切なのは、その人の過程、プロセスであり、結果ではないということ。つまり、その子がどのような道を歩んできたか、どのような学びを重ねてきたのか、どのように生きていきていきたいと思うか、どんな困難があれどう立ち向かっていくか、そうした「生き方の教育」であると換言できます。
誤解を恐れずに言うと、学歴が高くて良い会社に入れた人は幸せではないと言っているのではありません。もちろん知識や教養が豊富であればあるほど、その人を大きく成長に導くと思いますし、その人が幸せだと感じていれば、誰がなんと言おうとその人は幸せだと思います。
(※因みに、進路指導はキャリア教育と目指すところは同じです。違いと言えば、キャリア教育は就学前から義務教育段階を変え、その後ずっとですが、進路指導はその中でも中学校・高等学校段階に限定されています。)
生き方や感じ方、思いの変化は人それぞれ
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(↑鞍馬。木の根道より)
これまでは、能力が高くて、それほどに良い会社に就職できて、それほどのお金を稼げたら、その人は「幸せ」だという認識が広まっていました。高校入試や大学入試でも、とりあえず偏差値の高いところに行くんだ!として、いざ入れば、「あれ、自分はどの道目指してるんや?一体自分は何になりたいんや?」となってしまったりすることもあるかもしれませんね。あなたはどうでしょうか。
しかし、もしあなたがそう感じたとしても、あなたが不満に思う必要は全くありません。それも生き方や感じ方、思いの変化は人それぞれだからです。
大切なのは、ズバリ、どんな仕事であれ、どんな困難があれ、そこに自分なりの価値を見出し、あなたの進み方やスピードで少しずつでも立ち向かっていくこと
だと思います。
従来の学校教育では、より良い進路・就職につけることが「良きもの」「当たり前」として捉えられて指導する、いわば「出口指導」が広まっていました。でも、これからの時代は違います。
どんな仕事についてもやりがいを感じる!思うようにできなくてもそれをプラスに考えてまた次のチャレンジにつなげるぜ!
こうしたマインドが大事だといえるのですね。
そう思うと、いかに、学校教育がその子の人生にとって影響力があるか、感じさせられます。