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顎関節痛のこと

はじめましての投稿です。
今日が、第1回目のnote投稿となります。
いきなりですが、個人的なライフトピック「顎関節痛」について書こうと思います。

★はじまり★
あれは30代中頃のこと。 右の奥歯が一晩中痛くて眠れなくなってしまいました。「虫歯かな?」と思い、 歯医者さんに行ってレントゲンを撮ってもらいましたが、虫歯の様相は全く見られず、先生も少し首をかしげました。
ほどなく「 もしかしたら 額関節痛かもしれないね」と先生に言われ、 虫歯の痛みだと思い込んでいた私にとっては、ちょっと寝耳に水の診断でした。

★治療方法★
顎関節痛ってどうやって治療するんだろう?
痛み止めを飲むのか、何か整体のような荒療治をするのか・・・
すると、先生は「マウスピースを作って様子を見ましょう」と提案してきました。マウスピース未経験の私は、マウスピースをつけるだけで顎の痛みが本当に治るのだろうか...と半ばいぶかしくか思ってしまいました。
早速、上側の歯形をとり、マウスピースをオーダー。
約一週間後、マウスピースが出来上がりました。因みに、このマウスピース製作費用は、健康保険適用3割負担で3500円くらいです。
勿論、マウスピースが出来上がるまでの間は、口が開かないほどの痛みに襲われました。歯磨きするのも不自由。ハンバーガーやリンゴなど大きな口を開けて食べるもの、フランスパンのような 噛み応えのあるものも食べられません。症状の例です↓。
http://www.kangaroo-dc.com/hagisiri_agokan/gakukansetuindex.html
本当に長い一週間でした。
そして、1週間後できあってきたのが、本記事の見出し画像にあるような
透明のプラスチック製のマウスピース。
こうしたマウスピースを使っての治療法は、「スプリント治療法」と呼ばれる治療法だそうです。https://sp.nichigi.or.jp/site_data/nichigi/files/2019tamitsu.pdf

★治療経過★
先生の指示により、このマウスピースは、夜寝ている間だけ装着しました 。
1週間後:あまり変化はありませんでした。
2週間後: わずかですが痛みが和らいできました。口も開くようになってきました 。
1ヶ月後: ようやく痛みが消えてきました。
2ヶ月後:元のように口も開き、大きな口を開けてものが食べられるようになり、固いものも大丈夫になりました。
本当に不思議でした。マウスピースを寝るときに装着するだけで 顎関節痛が治ったのです。

★予後の問題★
しかしながら、その後も2~3年に1回、 同じような症状にみまわれます。どうやら、私の噛み合わせや姿勢に問題があるようです。
人の歯形は少しずつ変わるため、その都度マウスピースを作りなおし、症状を抑えますが、回復に要する期間も1ヶ月のときもあれば、3ヶ月のときもあり、まちまちです。
また、スプリント治療で症状が悪化するケースもあると唱えるお医者さんもいるので、将来的には、また治療法が変わってくるかもしれないなぁと思っています。

とはいえ、治療法うんぬん以前に、肝心の自分の歯が案外早く抜けてしまって、総入れ歯になっていたら・・・なんてこともありますよね。
総入れ歯=マウスピースなんてことになるのでしょうか(笑)

では、また次の投稿でお会いしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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