防府読売マラソン レース記【前半編】
いつもの忘備録です。
防府は2年前に初めて出まして、コンディション最悪の時で後半撃沈し、昨年はエントリー失敗と、あまり良い思い出がありません。なので今年はそれを塗り替えたいところ。
この前の11月の福岡が2時間57分で目標に及ばずということで、今回はなんとしても55分切り、あわよくば53分代を目指しましたが、結果としてはほぼ同じタイム、30秒だけベスト更新となりました。当然、嬉しくない。
反省を先にするとしたら、気持ちがまず作れていなかった。なんとなく緊張感が欠け、浮ついた感じで臨んでいました。福岡の時にあまり張り切りすぎない方がいいと言われたので、コレでいいやと思っていたのですが、無さすぎてもダメで、やっぱりバランスが難しいものですな。
その感覚がコンディション作りにも出まして、節制できておらず体重が1.5kg増・・。写真見ても横に大きくなってるし脚も太い。また1週間前に寝違えて肩甲骨が全然回らない状態も続いており・・。ダメっぽい。
加えて、当日も正午スタートというのに朝からなかなか"大"が出ず、ずっと胃腸が詰まっている変な感じ。アップしててもハムストリングスが重くて、結構厳しいかも・・なんて、口には出さないけど思ったりしてました。
ということで、振り返りましょう。
気温は13度、晴れ、風はほぼ無しというグッドコンディションなのに、スタートしても案の定、状態は依然として変わりません。
そして400mぐらい走ったらいきなりアクシデント!大混雑の中、目の前にいきなり走路規制で置かれたコーンが現れ、避けきれず思いっきり蹴っ飛ばしてしまいました。先で無理やりコーンの外側から抜く奴がいるために集団が横に広がってしまうのが原因かと。めちゃくちゃびっくりした。
1kmラップは周りに流され4分ジャスト位だったけど、福岡の時のようにキロ4分からなかなか落とせないよ〜てな具合にならず、なんか頑張ってペースを維持している感じです。
とにかく、今日はkm毎のラップを逐一確認することをやめました。ラップで一喜一憂するのは無駄な体力。時計ではなく、自分の身体と相談しながらペースを作っていこうと。
余談ですが、途中でブリジストンの工場脇を通った時にゴムの臭いがして、生まれ故郷を思い出して懐かしくなりました。父がタイヤメーカーに勤めていて市内に巨大な工場があり、そこも同じような臭いがしたものでノスタルジックな気分に。夏が過ぎ〜風あざみ〜。
とは言え、5km超えても相変わらずテンションは上がらず、今日はサブ3すら無理かもな・・と早速弱気になってきている自分がいました。
遅いペースを象徴したのが確か7kmあたり。応援に来られていたi川さんが僕の姿を見るなり一言。
あれ?えらいゆっくりですね!
あーやっぱりそう見えるんですな・・(泣)
恐らく、僕と普段一緒に練習しているタイムが近いラン仲間さん達がキロ4ぐらいでバンバン先に行っていて、だいぶ後に僕が来たもんだからそう思われたのだと思います。ほんと、さすが見てらっしゃる。
10kmで久々にタイム確認。通過は42分というところ。スタートロスが26秒だったので5km平均ラップが20分45秒くらい?当初の設定よりは遅いけど、思ったよりは遅れてなくてホッとしました。
↑S田さんがわざわざ走って追いかけて写真撮ってくれました!
しばらくすると筋肉がほぐれてきたのでしょうか。12kmぐらいでようやく、身体が動いてきました。まだ重いけど、ちょっと希望が見えてきた。そして、ペースが上げれていないので、まだまだ呼吸はめちゃくちゃ楽です。
とにかく防府のコースはまっすぐが多くて走りやすいのだけど、前半の景色はマジで単調で飽きる(笑)。ハーフぐらいから段々市街地化してくるのは知っていたので、早くハーフにならないかぁとばっかり思ってました。沿道に応援で来てくださってる方々の存在が唯一の救いです。
16km辺りで、女性サブ3ランナーのS村さんと並びます。僕の分まで給水を取ってくださいました。S村さんは、2018の福岡の時に共に初サブ3しまして、その時は39kmまで集団で一緒で、最後に千切られて15秒差で負けました。本当に強いランナーです。今回もしばらくご一緒させて頂きました。
そして徐々にノッてきつつも、恐る恐る迎えたハーフ通過は・・1:27:49!倍にしたら・・2:55切れないやんけ!せめて1:26台で折り返したかった。ちょっと焦ってきている自分がいました。
後半編へ続く。