福岡マラソン2019 レース記【準備編】
最近ラン仲間から、ブログまだブログまだ?と沢山聞かれ非常に有り難くもこんな忘備録的なブログなんか読んで頂き、申し訳ない気持ちの中、今回も書きます。
遂に終わってしまいました、福岡マラソン2019。
結果から申しますと、2時間57分42秒。一応PBですが、目標には全く及ばずでした。敗因も含めて、レースを振り返りたいと思います。
まずは【準備編】から。
前回記したようにここ最近弱い喉痛と鼻水がありやや不安な状態が続いてました。風邪のひき始め対策として前々日と前日でカコナール2を一本ずつ摂取。
前日は21時就寝予定も、用意だのなんだかんだうだうだしていたら、22時半になってしまいました。嫁子供はコース応援しやすい場所にある実家に泊まらせており家には僕1人。テンション上げるためにその晩はMGCの録画を観ました。何度目だろ?
レース前夜はいつもそう、あいも変わらず興奮して3時には目が覚めてしまいました。想定通りっちゃ想定通りだけど、こういう時にグーグー寝られる図太さが欲しい。二度寝もできず、思わず布団の中でスマホをいじってしまう。
うだうだして起き上がったのは4時半。とりあえず風邪が悪化してないのを確認し安心。まずは、ストレッチポールで骨盤のズレを調整し、軽いダンベルを使った初動負荷のストレッチで骨盤と肩甲骨の可動域を広げます。
モルテンは朝から1発目を入れる予定でしたが、福岡は特別なレースなので奮発して前夜分から入れることに。前夜1袋、当日朝1袋、本番ジェル1つ。これだけで3000円が吹っ飛びます。ファー!
いつもレース前の朝は、切り餅を5個ぐらい、その他バナナや納豆など食べてお腹パンパンで向かうのですが、前夜を多めにして、朝は胃の負担を抑えるためやや少なめの量にしてみました。モルテンもあるし。朝の体重は普段より約1.2kg増。鏡見ても体が大きくなっているような気がする。凹みましたが気にしない・・。
更にびっくりしたのがトイレです。起床からスタート前まで、6,7回は行きました。まぁ、眠気覚ましのコーヒー(MCTオイル入)、攣り対策としてカリウム摂取のためにトマトジュース、電解質目当てでOS1、アミノバイタルジェル、そしてモルテン500ml、そんだけ飲んだらそら行きたくなるわ〜
また汚い話ですみません。ホッとしたのが大の方で、これはしっかり出ました。元々朝イチには出づらい体質なのです。これも色々調べて対策していて、とにかく体を副交感神経モードにさせるのが重要で、出発前はリラックスすることを心掛けました。
家での準備や食事終わりから家を出るまでに1時間の余裕を作ると良いと思います。レース中にもよおすと1分タイム吹き飛びますからね。
いよいよ準備が整い会場へ向かいます。これもいつものルーティーンがあります。大濠公園までチャリで行って、そこからの1キロを音楽を聞きながらアップがてら歩いて天神へ向かうというもの。高揚感が徐々に高まってくるこの時間帯が非常に好きなのです。
更にラッキーだったのが、大濠でジョグ中のI川さんとS伯さんに遭ったこと。頑張って下さい!と有難いお声がけを頂きました。お二人はレース中コース脇でも応援してくださいました。
天神に着き、ナイロンジャケットを脱ぐと去年同様、全然寒くない。ということはこれから暑くなるんだろうな〜。とりあえず軽く身体を動かして7:40にスタートブロックへ。前も書きましたが、念願のA。
そして仲間数名と待ち合わせている先頭へ。Y師匠には今朝Youtubeで尾藤タケシ見てきましたよ!と至極どうでもいい報告を済ませるなど、早速他愛もないバカ話で盛り上がり、42キロ走る実感が薄れました(笑)
当然、最前列でワイワイ目立っていたので大会関係者や、色々なラン仲間が来られて沢山写真を撮って頂きました。先頭にいた大会運営員のおじさんが面白い人で、色々冗談を言ったり、「ビニール脱ぐなら今のうちがいいよ」など気遣ってくれたりもしてかなりリラックス。
いよいよスタート位置へ移動することになって、ここからテレビ映りますからね〜皆さんかっこよくね〜!とそのおじさん。こういう運営側の人ってたまに高圧的な人も居たりするけど全くそんなことなく、本当にいい人で嬉しかった。
なんか自分だけガラガラヘビみたい・・。
おじさんの誘導のもと、西鉄の駅下から、遂に渡辺通りへ。横のみんなは興奮してディズニーランドに向かう子供みたいな顔になってる。通常スタート前ってずっと待ち時間でとても長く感じられるのですが、あれよあれよと車椅子スタート、市長挨拶、ゲストランナーの紹介へとあっという間に進みます。
ゲストランナーのお一人が道下さんで、伴走者が篠栗のアニキ、堀内さん。手を振ったら気づいて下さいました。そして西鉄の福田選手、相変わらず爽やかイケメン。僕の目の前には、EXILEの黒木さん。失礼ながら存じ上げなかったのですが体がデカくてトレーニングウェアを着ていたので、プロ野球選手みたいな雰囲気でした。
ちなみに後で従兄弟からLINEで送られてきた写真。
本人より目立ったらいかんよ。とのこと。ん?
俺やないかーい。
ファンの皆様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
まぁとにかく、前方に広がる景色に全く現実感がないのです。車のない渡辺通、両側から8台くらいのテレビカメラを含む沢山のカメラがこちらの方を向き、高島市長をはじめスーツを着た沢山のお偉いさん、さっきまで超有名人たちもずらっといたわけで、無理もない。
隣にいたラン友K池君に、やばい、景色が非現実的過ぎてなんかこれから走る実感全くわかないわ・・と何度かこぼしてました。
【前半編】に続く