服部勇馬選手がMGCで勝って密かに嬉しい理由
MGCロスが今だに続いております。。もう録画も何度も観てしまいました。
そこで、服部選手が代表を決めたのは個人的にとても嬉しかったです。
理由は、筋肉質ランナーでも速いことが証明されたから!
ふくらはぎほぼ無し、まるで棒のような脚・腕をしているアフリカ勢はもちろん、国内でも大迫選手・設楽選手を筆頭に一流ランナーは細身が多いです。設楽選手なんて50kgも無いようで。
その中で服部選手は公表が63kg。もちろんランナーの中で長身(176cm)だというのもあると思いますが、あの速さであの体型は結構珍しい存在です。
服部選手とは筋肉の質が比較にならないとは思いつつ、僕も野球をやっていた影響か周りの人より筋肉質で、脚や肩・腕も太く割とコンプレックスです。本気で筋肉邪魔です(笑)筋トレが嫌いな理由のひとつもこれだったりします。
まぁ結局無いものねだりなんでしょうけど、細身になりたいと思ってもなかなかなれない中、体格の良い服部選手の激走には、だいぶ勇気づけられました。筋肉あってもいいんだ!って。
加えて、やはり特筆すべきはフォームです。
まずはこちらの動画を観て頂きたいのですが、
これ、僕が昨年の福岡国際マラソンをiPhoneで撮影してYoutubeにUPした動画です。なかなか良く撮れてるでしょ(笑)
白い帽子を被ったのが服部選手。かなり上半身が前傾なのにフォアフット。これは、体幹とハムストリングスが強靭でないとなかなか維持できません。これもまた、日本人でなかなかいないフォームです。
一般のランナーがこれほど前傾で走ると、足を後ろに蹴りはらうような動きになり、ハムとふくらはぎを酷使します。また骨盤前傾の維持も難しく体幹を次第に使えなくなるはず。
しかし福岡国際でもMGCでも最後の最後まで全くブレていませんでした。相当にトレーニングを積んでいる証拠だと思います。
そしてまぁあの端正なルックスと飾らない爽やかキャラ。マラソンはもちろん、そっち方面もどんなに頑張っても未来永劫追いつけないのが悔しいところです(笑)