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黒黒黒どすぐろ

 お金か名声か何かわからないが、これは仕事だからというリュックを背負って、お腹が空いたらボリボリとリュックからお菓子を出して食べだし、独り言の音量を普通の会話より大きくする馬か鳥か羊か何かわからない生き物が存在している。

 この生き物は、打ち合わせという時間をたくさん使ってお金をもらっている。その内容は、人の揚げ足取りをしているだけで、何ひとつ先へ進まないで、次回の開催へとつなげては、一週間をお話をしてお金を手にする。

 まあ人の時間を食い尽くす腹黒い生き物だ。この生き物には手下がいる。もちろん手下である以上は恩恵をもらってきちんと腹を黒くして猪のように猪突している。

 この猪突する手下は、「どでかいおっさん」と「こぎれいなおばはん」の二人がメインだ。この二人は腹黒い生き物から恩恵をもらう為にへいこら、へいこらと言う事を聞いて、ハイその通りですを闊歩している。

 さて腹黒い基準とは何だろうか。自分から見てこの三人は腹黒い生き物にしか見えない。たぶんカネの亡者に見えているからだと思う。まあ大型犬に見えているのかも知れない。自分は小型犬で普通に暮らせているから、そこまでして大型犬になってドックフードをむさぼりつく姿がとても気持ちが悪い生き物に見えて嫌悪してしまう。

 さてお金とは何だろうか。お金がたくさんもらえると、先が見えなくなるのは、なぜだろうか。がんばればがんばるほど、お金が稼げるとは恐ろしい世界だ。このもうかる世界によって人が腹黒い生き物に簡単に変わっていく。これは仕事だから、がんばれはもっとお金がもらえる。もっともっともっとと行き着いた、その時にはすでに遅く、もうお金に取りつかれ、お金が減ったらどうしようと、腹黒い考えで時間を使いお金を稼ごうと獣となる。

 まあそんな、どすぐろい獣に、まだなっていないこの身近な三人は馬か鳥か羊か猪かと言えるぐらいの生き物で、まだかわいい存在だと、今日もその三人を見ていて思った。まあがんばって下さい、毎日楽しく見させていただいております。そして毎日、ほんとうに楽しそうですね。


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