後ろから覗く気配に無視をする
朝からテンションが高い方だと思われる人がいる
本人は面白いと思われる話題を5分ばかり
近くの人に持ち掛ける
近くの人はその持ちかけには避けてる気配
そのテンションの人はそんな気配を無視して
近くの人に5分の縛りをつける
よくその縛りをつけられる人は
いつもなれたように話を聞き終えたい気配
よくその縛りをつけられる人は
「だろうね」という言葉で聞き終い払うが
この「だろうね」という言葉が
テンションの人には相づちとなっている気配
このやりとりは毎朝と毎夕に起こる
それ以外の時間のテンションの人は
誰かの後ろを通り ノートパソコンの画面を覗き
気配を隠さずに話をしてくれる獲物を見つける
この日の僕は忙しかった
ノートパソコンには色々とやりたい事が画面にあった
その後ろにはテンションの人がよく通る
その気配に気を取られる
夕方までにテンションの人の獲物にされそうな気配が
3回はあった
僕がやりたい事は終わった、やっとゆっくり出来る
その気持ちの中で何となく後ろに気配があった
僕はトイレに行くふりをして、その場を去った
あの気配はこれまでで一番やばかった気がした
僕はテンションの人の気配と生活している
もう逃げられない
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