人と人間とのあいだ

一線を越えるには
まだ早いのでは
どちらがどちらに対してか生まれる一線
人になった人は優しいから
その一線を理解しているし
存在をよく知っている
人間は一線を知らない
人間は人になるあいだに存在して
人になる前の存在だから
人間は平等を口にする
人は平等を持っている
人間は勉強し成長する
人は人間を育てる
一線を越える時に気が付くか
一線を越える前に気が付くか
一線を越えた後で気が付くか
どこで気が付くかは人間次第
人は一線を越えてきた人間を
しっかりと見ている
超えた後にどう変化するのか
それは人にもわからない
人間と人間のあいだに起こる
一線は誰も予想できない物が生まれる
それは人にも勉強になるのかも知れない
自分はもう人になったと思っている
周りは人間だと思っている
自分の一線を越えようとして来る人間が
昨日現れた
金曜日に
新しい何かが始まる予感がする
それは予想不可能だけども
この一線で一つ
何かが変わる事は確かだ
楽しみで夜中に目が覚めて
これを書いた。