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ショートヘア

ショートヘアとボーイッシュな服装。

「ショートヘア」
「ボーイッシュな服装」
この二つが組み合わさるとどうやら偏見の目で見られるみたいだ。

オーストラリアに来て5ヶ月目に突入した。
こっちに住み始めてから気づいたことがある。それはオーストラリアは想像以上に多国籍だということ。移民で成り立っている国ということは事前になんとなくわかっていたつもりだったが、いざこうして自分の体を運んでその地に住んでみると想像をはるかに超えてきた。

今回は「容姿」について感じたことについて書こうと思う。

いろんな文化が混じり合った街を歩いてるといろんな容姿をした人がいる。すれ違う人たちをよく観察してみる。街をのんびり歩いていると自分と同じようなショートヘア女子はほぼ見かけない。大体がロングヘアーにカール、もしくは黒髪ロングストレート。

なぜだ?

オーストラリアにきて一件目の家に住んでいた時、ある日ホストマザーにこんな質問をされたのだ。

「りなはなんでショートヘアーなの?」

理由は簡単だ。
ただ単純にショートヘアーが好きでロングよりこのスタイルの方が自分に合ってると思うから。それ以上の理由はない。

それから二軒目に引っ越してホストファザーと仲良くなってきた時にある質問をされた。

「りなはなんでショートヘアーなの?」

またかと思った。
きっと初期から疑問を抱いてたはずだ。だがきっと浅い関係では聞けないそんなトピックなのだと気づいた。こっちからしてみれば、なんでショートヘアなのかなんて今まで聞かれたこともないし疑問を抱いたことすらなかった。

だがこっちにきて他にも何人か同じような質問されたことがある。かなり気になるポイントなようだ。その理由というのが、ショートヘアーでさらに自分のようなボーイッシュな格好をしている人は同性愛者だと大体の人が思うからであった。

日本にいる時からこのスタイルだが一度もこのつっこまれ方はしたことはなかった。周りは思っていたけど言わなかっただけなのかもしれない。とにかくこの視点は、自分にとって新鮮であった。

同性愛者と思われようがなんだろうが、自分なりのスタイルを貫こうと思う。そのほうが生き生きした自分でいられるんだぜ?


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