ある休みの日
7時過ぎ、朝ごはんに呼ばれ強制起床。朝食は昨日の夕飯の残り。焼鮭と麻婆豆腐。豪華です。姉と一緒にあたしンちをみる。お母さんがとてもエネルギッシュ。部屋に戻って2度寝。一体なんのために起きたのか。
11時過ぎ、再び起床。みかんを食べる。母が食べているビビンバを何口かもらう。着替えて顔洗って出かける。歩く気になれないので自転車。外はいい天気。
以前働いていたパン屋を外から覗く。見覚えのある人たちが働いている。相変わらず並んでいた。このパン屋に並ぶ人の神経がわからない。
薬局でカツラをかぶる時用の眉マスカラを購入。おまけがついててラッキー。どうせ使わないのに得した感があり、ものすごくうれしい。そのまま目的地のカフェへ。急な階段を登る。いい感じの音楽がきこえてくる。入りづらそうな立地。中は賑わっていた。席が空くまで本を読みながら待った。おしゃんな表紙の本でも読みたいところだが、残念ながら大学の授業に使うための「高齢者虐待」というおしゃのカケラもない本を開く。
店員さんは忙しない。席について、本日のキッシュとアイスカフェオレを注文する。もし、キッシュだけを注文していたら、「ドリンクはいかがですか?」的なことを聞かれ、あたふたしながら結局頼んでしまうのだろう、とか考えると先に頼むのが賢明だ。私の近くの席の人はまさにその状況に出くわしていて、心の中でしめしめと思った。デザートにはカヌレ、バスクチーズ、テリーヌショコラがあった。全部食べたい!でも頼んだらお金が、、。またくればいいのよね。おしゃれなカフェとか行きたいけど、自分がその場に居てもいいような人間なのだろうかとか思うと敷居の高さを感じる。憧れは憧れのままでいて…っていう気持ちと、一歩踏み込んでみたいという気持ち。複雑な乙女心なのです。(行動はわりとゴリラだが…)
注文したキッシュが届いた。よくわからずに食べ進める。家では絶対に出ない料理。頼んでみたくなるのです。でも、食べ慣れていないからあまりおいしさがわからなくてちと悲しい。食後のアイスカフェオレにはビスケットとミニフィナンシェがついた。なんだかうれしい。そして小っちゃなフィナンシェがとってもキュート。食べるのもったいないなと、3秒くらい思ってから食べる。おいしい。幸せです。思いがけないお菓子の登場とそのおいしさに感動しました。店員さんの感じも良く、きて良かったなと思った。次はカレーやデザートを頼みたいです。アイスカフェオレが半分くらいになってからガムシロを投入。透明の液体って好き。きれいだなぁ。
休みの日って一日中家でダラダラするのが好き。でも、ちょっと外に出かけると一日が充実した感がでる。外に出るのなんか嫌いだけど、外に出てる自分は好きだから可笑しい。