30kmペース走(metaspeed edge+)
12月に入り寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。11月26日にマラソン練習として最初で最後となる30km走を行いましたので結果を報告いたします。
せっかくですので、前回、本来なら鹿児島マラソン(中止)前の30km走であった練習と比較しようと思います。
前回1月10日に行った際は飞影 PBを使用しておりました。この日は気温も低めであり単独での練習という条件でした。3’50/kmで行い完遂することができましたが、余裕度としてはそこまでなく、原因としては、体が温まりきらない状況で3’50/kmを意識したため、序盤で心拍数が上がり、189bpmと心拍数としてはかなり追い込んだ状態での距離走となっていました。
それに対して、今回は気温は20℃程度で複数人での練習であり、体は動かしやすい状況での練習となりました。またレースペースで追い込むというよりもエナジージェルを補給しながら2時間走るというマラソン準備としての練習の意味合いが強かったため、序盤は4’00/kmからスタートしました。後半かなり余裕があったため少しペースを上げて、平均3’51/kmになりました。タイムを追い求めなかったため心拍数も平均152bpmとかなり余裕度が高い練習でしたし、翌日以降へのダメージもほとんどなく、良い練習となりました。今回の練習で、前半余裕を持つと後半にペースアップできる可能性が出て来ることが分かりました。
またマラソン本番も序盤は可能と考えられるペースよりも5秒/km程度余裕を持って進めることがいいのではないかということも感じました。
前回の記事で3’35/kmで走れば2時間31分台、3’40/kmで走れば2時間34分台という話をしましたが、、3‘30/kmで走ると2時間27分台となります。2時間30分を切るのが大きな目標ですので、チャレンジしたい気持ちもありますが、余裕度というとことも考えると悩みどころですね。
ここで不意に思い出したのでジャック・ダニエルズのVDOTを参考にしてみましょう。直近のハーフマラソンから計算すると3‘36/kmで走りなさいということでした。ハーフマラソンのコースがハードであったことを考えると、もう少し早く走れる可能性はありますが、余裕も持つという意味で、やはりマラソンでは3‘30/kmではなく3‘35/kmで走るのが妥当ということでしょう。
というわけで、青島太平洋マラソンはトラブルがなければ3‘35/kmでいくことになりそうですが、30kmから先は未知の世界ですので、しっかり苦しんでこようと思います。
以上、マラソン前の練習報告でした。皆様、マラソンシーズンを楽しく怪我なく過ごされることを願っております。