残業代・ボーナスをあてにしない生活
こんにちは
5年後のセミリタイヤを目指すサラリーマン”ひつじ”です。
かれこれ10年以上節約生活を続けていますが、本日は「残業代・ボーナスをあてにしない生活」について書きたいと思います。
リーマンショック!
残業代・ボーナスをあてにしない生活になったきっかけは2008年に起きた”リーマンショック”でした。
私は2007年に新卒で前職の会社に入社しました。入社後3ヶ月ほど経過すると残業が始まり、その後は平均で月に20~30時間程度の残業し、残業代が5万円程度が基本給に上乗せされていました。
しかし、2008年9月におきたリーマンショックにより仕事は一変しました。それまで嫌だ嫌だと思っていた残業がぱったり”0時間”になり、残業代ももちろん"0円"。
当時は独身寮に入っていたため家賃・食費は格安、光熱費は無料という高待遇だったため、残業ゼロでもお金の心配は特にありませんでした。
結婚生活はカツカツ
2009年4月に妻と結婚し、結婚生活が始ままったところから状況が徐々に悪くなり・・・その時点でも残業が復活しておらず基本給だけで生活する必要があるのですが、入社3年目の基本給は多くはない。
新婚当初から基本給で暮らす他ないという状況でした。
まず新居の家具・家電はお互いの独身時代のものを使い、新しいものはほとんど購入しませんでした。また独身時代にそれぞれ保有していた自動車を売り1台に集約。固定費の見直しなど、とにかく月々の収支が基本給に収まるようにしました。
今でも妻からは”あの頃の生活は大変だった”と言われます。
家を購入しさらにミニマルに
その後リーマンショックの影響も収まり残業も復活し、月々ではプラスになり貯金も増やすことができました。
そんな中でに家を買うこととなり、いざ物件探しです。
最初は新築を考えていましたが、ローンを組む際、基本給で返済できる金額しか借りないようにしようと決め、中古も視野に入れて探すようになりました。
いざ購入後はこの”基本給で生活する”を守るために車を手放しました(下記の記事を参照ください)
残業代・ボーナスはなくなる前提で
リーマンショック時の経験から残業代・ボーナスをあてにしない生活にしようと夫婦二人で決めました。本当にあっけないくらい残業・ボーナスは無くなります。まったく抵抗もできず、ただただ生活を守るのに精一杯になりました。
そんな経験から基本給内で生活を続けると、残業代・ボーナスは自然と貯蓄に回るようになります。入社年数が上がるにつれ基本給も増えていきましたが、3年目の基本給での生活水準が維持されているため、昇給分も貯蓄に回りました。
今ではリーマンショックでの経験が節約生活の原点となっていると言えます。その点では良い出来事だったのかなと今では思えます。
会社もいつかあっけないくらいになくなるのかもしれません。
会社を離れても生活できる力を身につけていきたいものです。
今日はこのあたりで。