就活について語りたい【キャリコンサロン編集部】
キャリコンサロン編集部からの、今週のお題は「就活について語りたい」。
人材紹介の仕事を始めて約2年半が経過しました。マッチングが上手くいったケース、せっかく内定が出たのに辞退など、様々なケースを体験してきました。この間の経験から感じることをまとめてみたいと思います。
■中高年からの転職相談
やはり年代的には、中高年からの相談が、7割から8割を占めています。男性の場合、50代で相談にくる方の多くは、サラリーマンの営業職経験者。アパレル業界や保険業界にいた方など・・・これまで、バリバリ営業されてきた方ばかりです。これまでの経験を活かせる求人を紹介したい!とは思うものの・・・なかなかそういった求人が少ないというのが現実です。
営業では無く、例えば、特殊な免許(フォークリフト、けん引、大型特殊、天井クレーン)などを取得されている方の場合は、ある程度の年齢でも、逆に経験が買われて、何社からもオファーがくるのが実態です。
女性の場合、英語が得意だったり、秘書経験がある方からの相談も何人かありましたが、やはり40代後半になると、なかなか厳しいというのが実態です。また、このようなケースは、年収が希望に合致しないためにうまくいかないケースも多いと感じます。
■若者からの転職相談
業種や職種にもよりますが、35歳くらいまでは、様々な求人があります。求職者としっかり面談して、希望に沿うような求人を紹介して見事内定!
そんな時、この仕事をやって良かったと思う瞬間です。求職者、そして求人会社双方から、感謝されます。
残念なのは、せっかく書類選考がパスしたにもかかわらず、自ら辞退・・・あるいは、何回も電話やLineでやりとりしていた求職者と、突然連絡がとれなくなる・・・そんなケースもあります。理由がわからないだけに、やるせない気持ちになったりします。
■おじさんによるおじさんのためのセミナー
2年前から定期的に行っています。タイトルは「サラリーマンの皆さん!何となく定年を迎えてはだめですよ!」。こちらの動画は、昨年「土屋グループ銀座ショールーム」で行ったセミナーの模様です。
■30代独身向けライフキャリアセミナー
今年1月から、毎月、オンライン無料開催しています。タイトルは「今こそ考えてほしい9つのこと」。この中で「仕事」についての話もしています。
■最後に
私は、自らの経験を基に、ひとりでも多くの方の幸せをサポート出来ればと思っています。サラリーマン時代の38年間、組織に身を任せて、生きてきました。正直なところ、全くの受け身の人生でした。今は、主体的に考え、自らの責任において判断し行動しています。変幻自在な生き方「プロティアンキャリア」を実践して、広めていければと思っています。