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#心に残る上司の言葉【キャリコンサロン編集部】
キャリコンサロン編集部からの、今週のお題は「#心に残る上司の言葉」。
■心に残る上司の言葉
大学卒業後、損害保険会社に入社し、ほぼ営業現場で、60歳の定年退職まで38年間勤務しました。
入社して4年目の頃、担当していた代理店の社長からの言葉が、今でも思い出されます。
「営業マンは、相手から頼まれたことに対しては、まずはYESと答えなさい」と言うものでした。相手の話を聞いて、瞬間的にNOだと思っても、まずは、YESと答える。そして、いったん持ち帰る。それが大事だということでした。
■失敗した経験
新入社員の頃、ある大手旅行会社の支店長から、広告宣伝費に協力してほしいとの相談がありました。当時、経費的に難しいとの思いが頭をよぎり、その場で「NO」の返事をしてしまったのです。
その結果、支店長のメンツを潰した形になり、会社に戻って、上司に報告し、すぐに、上司が先方にお詫びにいきましたが、後の祭りです。その日から「出入り禁止」となってしまいました。もちろん、保険の販売も、全て他社に切り替えられてしまったのです。
結局、その支店長が異動になるまで、取引は停止状態になったのです。
その時思ったことは「私の立場では判断できないので、いったん持ち帰ります」と答えておけば、後で、断ったとしても、支店長のメンツを潰すことにはならなかったと思います。
■最後に
若い時の失敗の経験は、仕事のみならず、プライベートにおいても、教訓となりました。