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ウクライナゼレンスキー政権はどうなっていくのか?NO1.手慣らしで関係者との相性を占ってみた

皆様こんにちは。ルーンの裏側へようこそ。今日は、久しぶりの更新になりますので、まずは、ダブルデッキとメイビールノルマンを用いた占いを公表いたします。

以前、話題になったウクライナ疑惑によって、トランプ大統領やバイデン元副大統領と絡めて名前がでるようになった、ゼレンスキー大統領ですが、何だろう。当選当初の笑顔が無くなりましたね。ここのところ気になるのが、顔色の悪さ。コメディアンが笑えなくなったら、それこそ、終わりでないの?

思ったよりも、やるべきことが上手くいってなくて、可哀そうな感じがします。(エキサイトブログで散々、悪口書きましたけれど、元は悪い人ではないんでしょう。好感度や俳優的な人気だけで上手く国民に取り入ったから、それ以上がないのかなという感じ)

彼の公約の中にオルガルヒによる政治介入に対する反汚職を表明していたけれど、多分、難しいと思います。ウクライナ自体、財政危機・不安を孕んでいるがゆえに、オルガルヒのもつ莫大な資産に頼っている部分があるのだそうです。

ソ連崩壊後、ソ連時代に機能していた治安維持や保安が瓦解し、その隙間に、マフィアなどがKGBの後継団体に入り込み、さらに、ソ連時代の石油ガスなどの国営資産を奪取し、富を築いてきたオリガルヒと政治との癒着は切っても切れない関係となっています。

実際、ゼレンスキー当選の後ろ盾をしたといわれているオリガルヒのコロモイスキーは、ドニプロプトロフスク州の知事時代(2014年頃)、私財を投入して義勇兵を編成して、親ロシア派武装勢力からドニプロプトロフスク州を守ったといわれています。(のちに、コロモイスキー軍は、ウクライナ正規軍に編入)しかし、コロモイスキーは、ウクライナ最大の石油ガス国営会社ウクルナフタの株式配分などで政権側と対立し、ウクルナフタの事務所に彼の私兵たちが詰めかけたことで、ポロシェンコ大統領から知事職を解任されます。

もともと、ポロシェンコ大統領は政治とオリガルヒの癒着に対して、規制を設けたり国営化を進めていたのに対して、コロモイスキーは強引に国営企業を買収したり乗っ取ろうとしていたという背景もあり、政策の方向性が合わなかったのでしょうね。

現在、ウクライナについて多少、勉強中ですが、ロシアも含めて、旧共産圏って、国とこういった権力をもった人たちによって、政界が左右されるため、未だに、デモや内戦、紛争が絶えなかったり、自由経済に対する考え方が根付きにくいような気がします。何よりもオルガルヒの力が強すぎて、そりゃあ、彼らが政治家、官僚、知事になれば、国有化と自分の会社の独占化で揉めることになるよなという感じです。何も持たなそうなコメディアンが当選したことは、あり得ないかもしれないけれど、持ちすぎて汚職に手を染める古い体質の議員を選ぶよりは、マシな選択だったのかもしれません。

前置きが長くなりました。それでは、占いの結果を公表いたします。方法は大アルカナのダブルデッキ+メイビールノルマンを用いました。

【ゼレンスキーとコロモイスキーの関係】

ゼレンスキー コロモイスキー

まずは、ゼレンスキー大統領とコロモイスキー

・ゼレンスキー大統領;吊るされた男(R)吊るされた男(R)/百合+コウノトリ

・コロモイスキー;恋人 最後の審判(R)病床+指輪

何という、言いなり(^^;)。ここまで、依存心の高い関係って他にあるかしら。ゼレンスキー大統領にとって、コロモイスキーってなくてはならない存在という感じです。二重に吊るされた男(R)が出ていることで、力不足、コロモイスキーの経営するメディア会社のドラマ『国民の僕』というドラマに出て大々的にウクライナ国内に宣伝できたからこその当選でした。百合とコウノトリでイメージは、古いウクライナの体質を変えていくつもりにはなっているようです。議会では、いいこと言っているのかもしれないけれど、周りがついてきてくれない感じもあります。

コロモイスキー、恋人が出ていることから、ゼレンスキー大統領が「関係はない」とか「癒着はない」と言っていても、かなり親密な関係のようです。ただし、最後の審判(R)で思ったよりも、自分の思う通りには行っていないようです。彼を当選させたのも、ポロシェンコへの意趣返しだったという意味合いが強そう。病床と指輪で、政治や権力との癒着関係は当たり前。ポロシェンコ政権当時も、政治の力とオルガルヒの莫大な資金力でもって企業独占といったことはしたかったのでしょう。あるいは、思い通りにいかない意味合いを鑑みると、どこか身体の調子が悪いのではないかと思います。

ゼレンスキー大統領とティモシェンコ

ゼレンスキー ティモシェンコ

・ゼレンスキー大統領:女帝(R)死神(R)鳥+握手

・ティモシェンコ:隠者(R)月(R)ハート+狐

うーん。何もできないゼレンスキー大統領の下、やりたい放題の時期きたー!なティモシェンコって感じですね。脱税疑惑だとかロシア産天然ガスの密輸入で逮捕されていたりとか、評判が良くない方です。ゼレンスキー大統領からすると表面的には、批判すべき女性だし、諦めの悪い女性ということで、インタビュアーに話を振られれば「あのような不正の温床は、許してはいけない」くらいのことは言うでしょうけれど、鳥と握手、批判しながらも、裏で手を組んでいる感じです。鳥は交渉を表しますから、握手と併せると何かしら、便宜を図っているという構図です。

ティモシェンコ:ゼレンスキー大統領に対しては、超上から目線で、舐め切っています。月(逆)とハート+豚で、これからも、絶賛私腹を肥やしていくようです。

続いて、ゼレンスキー大統領とポロシェンコ元大統領

ゼレンスキー ポロシェンコ

・ゼレンスキー大統領:教皇(R)正義 手紙+キューピッド

・ポロシェンコ元大統領:最後の審判(R)力 鎌+豚

ゼレンスキー大統領からすれば、偏屈で古い体質をいつまでも引きずっている爺さんという感じでしょう。正義(正)で、ポロシェンコ元大統領の路線を引き継いではいます。手紙とキューピッドで、ポロシェンコ元大統領から政権を奪取できたことは思いがけない出来事でもあったよう。

ポロシェンコ元大統領にとっては不運な出来事でした。ただ、反面、今は虎視眈々と次の手を考えてもいるようです。=力(正)現在、どの程度ゼレンスキー大統領が議席を獲得できたかは分かりませんが、去年、ゼレンスキー大統領が当選した段階では、ポロシェンコ元大統領の会派が多く、ゼレンスキー大統領にとっては結構、厳しかったようです。加えて、政権に対しての経験に乏しい人ばかりが側近についているのも、彼の顔色があまり良くない原因の一つかもしれないですね。

鎌と豚は、ウクライナ当局が狙っていたポロシェンコ氏や周辺で起こっていた収賄や横領罪についてのようです。ゼレンスキー大統領就任当時は、中央銀行幹部や官僚が逮捕されたそうですが、ポロシェンコ氏に及ぶことはなく、今のところ追訴も免れているそうです。そういった利権的なシガラミと上手く切ったことを表しているのかも。

トランプ大統領との関係は?アメリカでの一般教書演説が終わったということで、トランプ大統領に対するウクライナ疑惑は、一旦落ち着いているようですが、今後も下院で、議論されていくようですので、トランプ大統領とゼレンスキー大統領との関係も占ってみました。

ゼレンスキー トランプ

ゼレンスキー大統領:教皇(R)節制 鞭+山

トランプ大統領:吊るされた男(R)正義(R)指輪+月

ゼレンスキー大統領にとっては、鞭+山:会話のつながらない相手、「バイデン親子とブリスマ社の関係なんて知らなかったよ」という感じです。実際にバイデンの息子ハリーが、ウクライナのガス会社ブリスマ社に取締役として招聘されたのはポロシェンコ政権に入ってからでした。当時副大統領であった、バイデン氏はポロシェンコ政権下で、ウクライナ問題を担当していたといいます。

教皇(逆)で、トランプ大統領については信頼できない相手、バイデン親子について調査の依頼を受けたことで、節制(正):野党から批判を受け、支持率がまた下がってしまったようです。

トランプ大統領にとっては、指輪+月:成功した合意と判断しています。バイデン氏がブリスマ社から、見返りを受けていたこと。ハリー氏がウクライナでの金儲けスキームを使ってチャイナで会社を何社か立ち上げ、大儲けをしていたこともつかめたし、ウクライナに軍事的支援の再開とかで、万事OKみたいな感じです。誰か任せで、何も知らない坊やみたいな大統領のおかげで、正義(逆);バイデン父子の政治と汚職の関係を明かすことができそうと思っているようです。

トランプ大統領も、ウクライナとアメリカのシガラミに全く関与していない大統領ですから、ウクライナ疑惑掘り返したところで、困るのは米民主党ということになるでしょうね。

≪今更ながら、トランプ大統領とバイデン元副大統領について~※メイビールノルマンの組み合わせ例は次回に回します。≫

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