Day 6 インドに来る前のこと
少し、自分のことを話そうと思います。
私はいま南インドのチェンナイで日本語を教えています。
ここに来て20ヶ月経ちました。
まだまだひよっこです。
初インドは10年前
もともとインドに住みたい気持ちが大学生の頃からあり、
その時は留学で5ヶ月ほど、ここチェンナイに住んでいました。
もう10年も前のことですね。
ちょうど10年前のこの時期に、初めてインドの土を踏んだんです。
なつかしい~
それから、やっぱりインドが好きになって、またインドに帰って来たいとずっと思っていました。
それから紆余曲折、人生の曲がり角をたくさん曲がって、
素敵な縁でこちらに来ることができました。
これで「日本で高いお金払ってミールス食べなくても済む^^」と思ったのを覚えています。
ちなみに、留学後から現在に至るまで、私の旅行先はもっぱらインドでした。
今思うと、もっと他の国に行けばよかったけど、インドに足繁くかよったおかげで道が拓けました。
インドに来る前のしごと
それで、私がインドに来る直前に何をしていたのかと言いますと、
日本語を教えるしごとではなく、普通の事務のしごとをしていました。
いわゆる学校事務です。高校の通信制課程の事務のしごとをしておりました。
それも1年位の短い期間です。
前職の経験からもう製造業では働きたくないと思ってしまったので、教育機関でしごとができたことは良い経験でした。
私の地元は製造業、介護職、サービス業、農業などしかないんです。
その中でほどほどのお給料の事務の仕事を探すことは大変でした。
高校の通信制課程の事務のしごとだったのですが、私には新しい世界で興味深かったです。大学はよく通信制がありますが、高校の通信制のはなしはあまり聞きませんよね。またいずれその時の話もしたいです。
交通費が出るってすばらしい
さて、その仕事はおもしろかったのですが、正直、私は交通費ほしさに選んでいました。
当時、毎週末に名古屋まで通って日本語教師になる講座を受けていました。
もう、日本の公共交通機関の料金ってどうしてこんなに高いんですかね、、、
地元の駅から名古屋まで片道1200円、1時間半の旅。
往復2400円って、、
交通費だけですごい出費になってしまうので、なんとか私の地元と名古屋の間のしごとを見つけたかったんです。そんなふうに打算的にも考えていましたが、電車通勤も楽しかったので今となっては良い思い出です。
自分のためのチャンス
そんなこんなで、無事に日本語教師になる講座を取り終わり、インドに行くことになったのです。
人生は本当に面白いですね。
なにか1つのピースが違っただけで、別の道へ行ってしまうのだから。
人生にもしもはないけど、もしも、あの時、学校事務のしごとをしていなかったら、講座に通っていなかったら、、、、
私はまだインドに帰って来ていなかったかもしれない。
違う形でここにいたかもしれない。
人生は不思議です。
でも、もし成し遂げたいことがあるなら、チャンスが来た時にちゃんと掴めるように
できるだけのことはしておくことですよね。
なにもしていなかったら、それがチャンスとも見分けられないかもしれない。
インドに行くことがチャンスの人と、そうでない人がいると思うのですが。
私にとってはチャンスだったので、そのおかげで今ここにいます。
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