ランバイクトレーニング方法(3歳編その2)

はじめに

3歳クラスになると親の具体的な指示や指導も多少は理解ができるようになってきます。

3歳クラスのレースでは大部分のレースがスタートの直線で先頭になれた子が1位でゴールすることができます。

では、スタートを先頭になるためにどうしたら良いのかその方法をまとめていきます。

シグナルのリズムを覚える

レースのスタート方式は大きく2種類あります。「シグナル方式」と「レディセットゴー方式」です。

今回は「シグナル方式」を対象に記事を書いていきます。まずシグナル音とゲートの開くタイミングを理解しましょう

スタートシグナルはコチラから

スタート板が開くタイミングを覚える

シグナル方式の構成はファンファーレ+シグナル音ですが、最後のプー!が鳴ったときはゲートは開ききっています。

ですのでファンファーレ後の最初の一回目のプーを0秒とすると、1秒後に2回目のプー、2秒後に3回目のプー、約2.8秒後(スタート係により個人差あり)にスタート板が動き出す、約3秒後にはスタート板が開ききっている形となります。

予備動作にかかる時間を考慮する

ランバイクはフライングルール(以下引用)さえ守っていれば、ゲートが開くまでにどんな動きをしても良いルールです。


(RCSより引用)

前輪下部、後輪下部および前輪前部の3箇所すべてが、シグナル音が鳴り始めてからゲートが動き始める瞬間まで、スタートゲートに必ず接していなければならない。ただし、2〜3歳クラスなどのそれらを行うことが困難と判断できる選手の場合は適用しない。

(引用終わり)


ライダーがゲートが開く前に深く沈んだり、後ろから前に勢いをつけたりする動作を「予備動作」と呼びます。

この動作は決して無駄な動作ではなく必要な動作です

具体的な予備動作の動きは別記事でまとめていきますがまずは予備動作を固める、予備動作にかかる時間を測定する、逆算して何秒の時点でその予備動作を開始すればゲートが開くタイミングでちょうど前輪が動き出すのかを正確に把握する。

測定方法はスマホで撮影後、動画再生する際にタイムを表示してくれるアプリがあるのでそれを使うと良いです。

筆者が使っているアプリはコレです

スタート練習は繰り返すしかない

そのリズムを体で覚えるまで何度も何度もスタート板とスタートシグナルを使って10m走でもいいので走る練習を繰り返しましょう。



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