【2023/10/17更新】好きな歌詞の記録。
※好きな歌詞に出会ったらその都度更新します。
好きな歌詞を、好きな理由を添えてつらつらと書くだけの記事。
自分はどんな言葉や表現に惹かれるのか、知りたくて書きたくなった。
あとは、忘れないための記録用。
1.sumika
① Strawberry Fields
→なんかもう表現全部が素敵。
照れる人はヌードにはならないだろうに、なぜか照れてヌードになっている。
あと、ヌードは「隠さない(隠していない)もの」なのに、そんなもので隠そうとしている。
照れるとヌード、ヌードと隠す
この2組の言葉があまりにも結びつかない。
純本心はヌードで隠せるのかな。ヌードでしか、隠せないのかな。いろんな想像ができて楽しい。
② 本音
→楽しいことをちゃんと覚えていないとな、と気付かされる。
③ オレンジ
→仕事でうまくいかなかった日。帰り道の1曲目は、決まって『オレンジ』を聴きたくなる。特にこの部分は共感しかなく、聴くたびに今の自分とのギャップを感じる。でもそのギャップに気付いても悲観的にならないのは、ボーカル片岡さんの歌い方が優しいからだろうか。駄目な自分に寄り添ってくれている気がするから、あまり落ち込んだりせず「うんうんそんな駄目なところもあるよね、でも前を向いてできることを頑張りたいね」という気持ちに少しだけなれるのかもしれない。
④ ここから見える景色
→「僕じゃないものの幸せ」という表現が素敵。
⑤ アルル
→とにかく歌詞が優しい。
言葉選びもだけど「気にしないよ」「目掛けていくよ」といった感じで、語尾も優しい。
この曲を聴くといつも落ち着く。より寄り添ってくれている気がする。
私は「描いた理想のペースと違う」毎日を送っているので、基本焦っているのだがこの曲を聴くと自然と気持ちが落ち着く。なので、通勤中とかうまくいかなかった日は決まって聴きたくなる。
2.ザ・なつやすみバンド
① FULL SWING!
→違う記事でも書いたが、私はこの歌のこの歌詞に惚れてなつやすみバンドのことが好きになった。魔法なんて、大人になったら現実を知ってしまって解けてしまうものばかりなのに、大人になったら見えた魔法があるとは、なんて素敵なことなんでしょう。素敵すぎます。
② Trinos
→とても「君」が遠く感じる表現。私自身、自分の夢(やりたいこと、仕事)を優先してお別れを経験した。遠くなっていく人の存在を空との距離で表しているのが印象的。
③ たったひとさじの日々
→毎日周りの人の役に立ちたい。でも私はいたって平凡な人間だから、ものすごく影響を与えるような大きいことはできない。でも、大きな影響を与えるものではなくても、小さなことで役に立つことはできるかもしれない。
「わずかな知恵をふりしぼって何かできたならいいよね」というフレーズで、大きなものじゃなくても誰かの役に立つなら、小さな行動でも起こしてみるかという気持ちになれる。毎朝聴きながら職場に向かいたくなる。いつもこの部分を聴きたくなる。
④ 黒い犬
→歳をとりなくすものも、逆に気づけたことも心当たりがありすぎる。まだ25歳(2021/10/23時点)だけど、それでも歳を重ねたからわかったことがたくさんあった。自分の未熟さとか、カシオレのおいしさとか。
自覚がないだけで、なくしてしまったものもたくさんあるのだろう。周りに言われて気づくことも増えるのだろうか。これからもっと歳をとって、どんなことに気付けるのか少しだけわくわくする歌詞である。
⑤ ビーチサイドファントム
→この曲は歌詞も曲調も全部好きだが、特にこの部分が好き。
「ビーチは幻」という歌詞の前には、夏やビーチを連想させるような言葉が並んでいるのだが、すべて幻だったと。夢をかき集めてつくりあげた情景だと。単に夏の情景を描いた歌だと思って聴いていた私は、ここで一気に世界がひっくり返された気持ちになった。美しいな、と思った。
「輝きと憂い」という対比表現も好き。輝き(=ポジティブ)だけではなく、憂い(=ネガティブ)も入っているところで、「幻」であることが強調されている気がする。幻はいつか終わってしまうからね。少し悲しい。
3.フレデリック
① 夜にロックを聴いてしまったら
→ 「君の歌」はyour song(あなたが作った歌)?それとも、A song for you(あなたのために作った歌)?私はどちらの解釈もできるなと思うのですが、どうでしょう?
どちらにしても、あなたに関係する歌を歌ってしまうんですね〜。どっちとも取れる歌詞にして推理(?)するのが楽しいな。
② 逃避行
→ 「文学的にはなりきれない」は、不器用、鈍感、語彙力が少ないなどなど…いろんな解釈があると思う。
そんな僕が思い当たるくらい、魅力的な気持ちということでしょう?どんな気持ちなんだろう。
からの
と続くんですよ。
ばっくれたいほど感じるこの気持ち。
ますますこの気持ちの正体が気になる。
③ TOMOSHI BEAT
→ これは夕方〜夜のライブでぜひ聴きたいですね。朝日も嫉妬するほどに、太陽の代わりを演じきる。陽が出ていない時間も、そんなふうに過ごしたい。ちなみに2/4まで開催していた全国ツアーのタイトルにも「朝日も嫉妬するほどに」というフレーズが入っている。
④ ANSWER/フレデリック・須田景凪
1箇所目。
→私はこんなに強い想いを持ったことがないので、単純に(?)この歌詞がかっこいいと思った。歌詞からも健司さんの歌声からも強い意志を感じた。
2箇所目。
→退屈が美しい、という言葉が美しい。
ネガティブなイメージがポジティブに変わる。
個人的にはこの歌詞を須田さんが歌ってるのが好き。須田さんの歌声に合ってる。
4.その他いろいろ
①ODYSSEY/Chicago Poodle
→大学受験。周りが次々と合格して進路を決めていく中、私は試験に落ちてなかなか進路が決まらない。みんなの前では「平気だよ次の試験があるから」と笑っていたけど、内心は不安と悔しさでいっぱいでこっそり泣いてた。
その時にこの曲をめちゃくちゃ聴いてた。
明日は今日と同じじゃない、っていうフレーズが特に好きで、落ち込んでいるときは特に刺さる。
②しびれ/ハヤシユウ
→ピアノの軽快でポップな曲調とは反して、歌詞が深いな~と思ったのが第一印象。
ちょうどこの曲に出会った時期、仕事や恋愛でうまくいかないことが多かった。この状況を抜け出せるのか、という漠然とした不安と、何とかしたいけど腰が重くて…というあんまりよくない感情と、ちょっとした期待と。
この歌詞には「乾いた土に花は咲かないよ」という厳しい部分と、「未来は明るいかしら」という不安、「コーヒーブレイクは終わりに」という一息ついて、もう少し頑張ってみようかなという期待がすべて混じっている気がして、いろんな場面で聴きたくなる曲。
③grace/藤井風
→何があろうとも全てあなたのgrace
何があろうとも全てあたしのgrace
この曲ではgraceという単語を「恵み」という意味で使っていて
藤井風さんは「日々移ろいゆく世の中ですが、起こることは全て自分たちをより良い方向へ導いてくれるgrace(恵み)だと信じて」
というコメントを出されています。
何があっても全て自分のためになる
辛いこと、大変なことも自分のためになる
自分を成長させてくれる、恵みの存在になる
私にはそんなふうに聞こえました。
この曲は昨年転職活動していた時と、今仕事が繁忙期を迎えている中とても良く聞いています。
大変なことがたくさんあります。
それでもgraceのこの歌詞を聞くと、すとんと心が軽くなります。
「何があっても、全て自分のためになるよ」と自分が肯定されているように感じます。
そんな気持ちを味わいたくて、私は毎朝この曲を聴きながら出勤します。