会話の中のイメージ

相手が何かを話し出した時、聞き手は頭の中でその内容をイメージする。

そして、その相手との関係性が近いほど(共有できる状況が多いほど)、イメージを自分のほうに引き寄せやすい。

つまり、そのイメージの中に自分を登場させてしまう。

そうすると、「私はね……!」と自分の話をしたくなる。

けれどそれは、相手がその時したかった話とは違うかもしれない。

だから、相手の話を聞く時は、『"相手の"頭の中ではどんなイメージが浮かんでいるのか』を想像する力が大切なんだと思う。

それがきっと、相手の話を聴くこと、理解しようとすること、なんじゃないかと。

自戒を込めて、そんなことを思った今日。

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