レストランで働く私が悩まされた、オーストラリアの独特文化
こんにちは、こんばんは!
オーストラリアでワーホリ生活をしている、ルナです。
出発までの準備や、日々の気づきなどを発信しています。
・オーストラリアに興味がある方、
・ワーキングホリデーに興味がある方、
・海外に興味がある方
私のnoteが少しでもあなたのお役に立てたら光栄です😊
オーストラリアに引っ越して2ヶ月。
7年間アメリカに住んでいた経験があるため、英語には全く問題がない。はずなのですが... アメリカ英語とオーストラリア英語の違い?文化の違い?に、日々悩まされています!(助けて~!)
ということで今回は、
レストランで悩まされた「オージー文化」
を紹介しようと思います✨
❁ Iced Coffee
私が知ってる 「アイスコーヒー」 じゃない!
オーストラリアの人々にとってコーヒーは欠かせない存在。
私の同僚は朝8時の時点で既に3杯目のコーヒーを飲んでいたりします。
そんなオーストラリアでは、オーストラリア独自のコーヒー文化があり、日本で聞き馴染みのないメニューも山ほど。
エスプレッソ、ショートブラック、ロングブラック、フラットホワイト、ラテ、カプチーノ、ピッコロ、マキアート、モカ、ベビチーノ、ホットチョコレート…
そもそも私はコーヒーが飲めないので、コーヒーの種類や名前など全く分かりませんし、気にしたこともありませんでした。
カフェが併設されているレストランで働き始めてから、たまに入るカフェのオーダーは毎回聞き返しています。(笑)
こだわりがあるからカスタムもすごいんですよ。やめて~~!
そんな私でも知ってる「アイスコーヒー」。
お客さんに "One iced coffee, please" と頼まれ、知ってるメニューきた!楽勝~♪ なんて思いながら "Okay!" なんて笑顔でオーダーを取ってたんです。するとカフェスタッフに "Do they want an ICED COFFEE, or an ICED LATTE?" と聞かれたんです。
(ちなみに真夏なのにアイスコーヒーを注文されたのはこの時が初めて)
ん???
アイスコーヒーと言われたんだから、アイスラテなわけなくない?
どういう質問だよって軽くイラっとする私。(笑)
日本でアイスコーヒーといえば、冷やしたブラックコーヒーのこと。でもオーストラリアのアイスコーヒーは、コーヒーにミルク、アイスクリーム、そして仕上げにホイップクリームまで乗ってくる、まるでデザートのような飲み物のことを言うんです!
これはオーストラリアならではで、他の国でも Iced Coffee と言えば、日本と同じ「冷たいブラックコーヒー」が出てくるところがほとんどだそう。なので、お客さんがどこの国の人かによって、念のため確認をしなければならないのです。
(ちなみに Iced Latte はエスプレッソにミルクとシロップが入った、いわゆる私たち日本人がイメージしているような、アイスラテ。)
オージー、紛らわしい!!(笑)
❁ Lemonade
「レモネード」のキーがない!
レモネードと聞くと、レモンに砂糖、はちみつなどで甘みを加え、水で割った飲み物を想像するのは私だけじゃないはず。
アメリカでは、夏休みになると子供たちが庭でレモネードを作って販売する「レモネードスタンド」をよく見かけましたし、私も大好きでよく飲んでいました。
そんな私がレストランで "Lemonade" を頼まれた時の話。
メニューにレモネードがあるのに、タブレットにはレモネードのキーがないので、いつも "Pink Lemonade" (なぜかピンクはある)を押して "Regular lemonade" と書き加えて送信。
レモネードは子供たちに人気で結構頼まれるので、毎回「レモネードのキー作ってほしいな」と思いつつ "Regular Lemonade" と書き加えていたのですが、ある日同僚にそれを笑われたんです。「ルナはなんで毎回ピンクレモネードを押して『レギュラー』って書くの~笑笑」って。
「だってレモネードのキーがないから!!」
と言うと、「あるじゃん!」って、"Sprite" と書かれたキーを指さす同僚。
ん???
「スプライトのキーを押して『レモネード』って書くの?
たしかにそれなら "Regular" と打つ手間は省けるけど…」
理解できない私を見て、更に笑いだす同僚。
"Lemonade and Sprite is the SAME THING!!"
えええええええ!!
レモネード=スプライトだなんて、うそでしょ!?
レモネードはレモネード、スプライトはスプライト、別物でしょ!
オーストラリアでは、スプライトのことをレモネードと呼ぶらしい。
オージー、紛らわしい!!
じゃあ、Pink Lemonade は?
オーストラリアでは "Rasberry Lemonade" とも呼ばれる、ピンクレモネード。
上記のレモネード(スプライト)に赤い着色料、もしくは少量のクランベリージュースを混ぜたものだとか。
❁ Black Marlin
"I'll have a… Black Marlin"
と言われた。
Marlin とは英語で、カジキのこと。
それは分かるが、Black Marlin って、ナニ?
"Could you show me it on the menu?" と聞くと、まさかのビールのページを開くおじさん。
指さす先にあったのは、Great Northern Super Crisp。
なるほど!それで黒のカジキね!!
って、わかるか!!(笑)
ちなみに…
White Marlin
Black Marlin が Super Crisp なら、White Marlin はもうお分かりですよね?
そう、Great Northern Original。
Blue Marlin
Black Marlin, White Marlin ときたら、次はもうお分かりですよね?
そう、Blue Marlin。
つまり、Great Northern Zero。
オージー、紛らわしい!
というか、正式名称で言って頂きたい!!
❁ Chips / Chippies
日本やアメリカで「チップス」といえば、袋に入ったお菓子・ポテトチップス(ポテチ)を想像しますよね。
次にくる言葉はきっとお分かりでしょう。
オーストラリアで「チップス」と言うと、フライドポテトのことを指します。これは割と有名ですね。
では、Chippies とは?
これは、ポテトチップスのことです。(笑)
ちなみに Chips と言ってポテトチップスを意味する場合もあります。
紛らわしい!!
❁ Tomato Sauce
チップスにトマトソース?
オーストラリア料理の定番、フィッシュアンドチップスを食べている子供に "May I have some more tomato sauce?" と頼まれた時。
トマトソースといえば、ピザとかパスタに使う、トマトをベースとしたソースを想像しますよね。
でもこの流れでもうお気づきだと思いますが、オーストラリアでは違います。
もう誰も驚きません。
トマトソースは、ケチャップのこと。
…ではありません。
いや、見た目は100% ケチャップなんです。
でもオージー曰く、味はケチャップとトマトソースの中間なんだそう。
たしかに食べ比べてみると、若干「トマトソース」のほうがケチャップより酸っぱくて味が濃い。
うーん。紛らわしい!!
もうケチャップで良くないか?(笑)
アメリカもだいぶ独自の文化が強いように感じましたが、オーストラリアもなかなか癖が強い!
旅行で来た時には感じられなかった面白さが、じわじわと出てきています。
これからも楽しみにしています、オージー!🌷
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