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川本成 本気のワークショップ
久々に筋トレをしたら体がほぼ全部痛いです。
階段の登り降りもおぼつかない状態で、その上腰もビキビキになってるもんだから、もうどうしようもありません。最近のアンドロイドの方がスムーズに動けるだろうというレベルで、ガタガタです。
これはどうしたものでしょう。だから、常々運動やら筋トレやらを日課にしなければいけないと。
思っちゃあいるのです。思っちゃあいるのですが、これがうまくいかない。
ある程度やるとキチンとサボっちゃう。
なんでこうなんでしょう。突然、取り憑かれた様にガツンと激しくやっては、急にめんどくさくなってサボっちゃう。と、逆に、こういう流れ自体がルーティンになってる。逆ルーティンですね
思い立った時に、気合い入りすぎてやり過ぎちゃうのも問題なのかなあ。徐々にやるのがいいのかね。徐々にやって、段々と。
もう50歳なので、いや、年関係ないか。
何事も緩やかにいかないとアレですね。
飽きない為にもね。
バレンタインデー?あ、過ぎた?
過ぎたからいいか。その話題は。いや、しよう。先日のフォークとトークではありがたいことにチョコをいただいたりして、とても嬉しかったなあ。
なにより、フォークとトーク、来ていただいて、本当に嬉しかった。
ライブでも言いましたが、なんだかちょっとグッと来てしまって。あの距離感で皆さまと会えること、いや、わざわざ会いに来てくれること、本当に幸せな事です。
週末など、色んな過ごし方があるだろうに、わざわざね、会場までね。本当、感謝感激なのです。改めてありがとうございました。
またやりたいな、と思っています。
今月は川本カフェ(仮)もあります。
ありがたいことに予約枠はほぼ一杯になりました。なにぶん手探りなイベントですが、というか、ほぼ飲み会ですが、一緒に楽しんで行けたらいいなと思っています。
そして、今日の話題は、こちら
「川本成 本気のワークショップ」
です。
今日から受付開始しました。
ワークショップというものを今まで、創作活動する上での稽古の中でとか、ある事務所さんからお願いしていただいてクローズ的に開催したりはありましたが、今回、オープンな形で開催するのは初の試みです。
一昨年の夏にフルキャストワークショップオーディション、というものを開催しました。
プロアマ問わず誰でも参加できるワークショップオーディションという事で、ありがたいことに350通もの応募をいただき、そこから面接200人、更に最終審査100人の皆さまと熱い夏を過ごしました。
そこから「さよう、ならば、また、」につながったわけですが、僕自身、今まで味わったことのない、とても尊い期間だったと思っています。
出会ったことのない人々と出会い、短いけれどとても濃い時間を過ごして、そしてそれ以上に多くの方と別れなければいけないという気持ちも味わって。
なんでオーディションなんてやったんだろう、とまで思いましたが、けれど、皆様のおかげで本当に本当に尊い、素晴らしい時間になりました。
そして、確実にその出会いがなければ産まれる事のなかった「作品」が出来ました。
人と人が出会う、という事、そして別れる、という事。
理屈とか理屈じゃないとか抜きにして、人がいて、人が繋がると、そこにやっぱり何かが産まれるなあと。それが会話だったり、アイデアだったり。言葉に表す事のできない何か。
とにかく、人に影響を受けるし、人に感化されるし。人は人に感動するのだなあと。
AIがどんなに頑張っても、その微妙でささやかで切ない部分は絶対に人間にしかない部分でしょう。
僕自身の存在から生み出せるものはなんだろうと考えます。
なんだか自分で自分の人生を振り返ったりすると、今の現在は思いもよらぬ展開の人生でして、予想外の部分も大きいです。いや、ほぼ予想外。
自分は何になりたくて何をしてきたのか、今となってはもうよく分かりませんし、ドラマに出たいとか、歌を歌いたい、とかお芝居したい、とかの目標はありましたが、それはあくまで「願望」であったわけで。
個人的願望、ですね。ドーナツ食べたいとか、熱海に行きたい、とかサウナ行きたいとか、温泉行きたいとか(ほぼ今は温泉に行きたいのだろう)
でも、その願望の根幹、もっともっと奥深くの感情はなんだろうと考えた時に、やっぱり僕は、
誰かに「必要とされたかった」
というのがあるのだと思いました。
もしくは「君じゃなきゃダメなんだ」とか「あなたにお願いしたいんだ」と言われたくて生きているのだと。
その部分、とても根深い部分かもしれませんが、そこに基づいて、今度はじゃあ「逆」に考えると。
他の人はアレだけど、僕ならばこうする、僕がやるとこうなる、僕だからこうします、と。
例えばそれが演技だったり、表現だったりしても、一般的な正しさとか、正解とか、こうした方がいい、普通こうだよね、とかそういう絶対的なものは世の中に存在しないと個人的には考えています。
普通、というのは時代や年代によっても変わります。例えばメイクにしてもファッションにしても今の普通は昔から考えたら普通ではないですし。ワイドシルエットとかの時代もあれば、タイトフィットの時代もあるし、着物の時代、ちょんまげの時代もその時の普通。
演技だって表現だって、普通、というのはあまり追求しても、答えを見つけるのは困難です。
その時の普通は、その時の普通でしかないからです。
でも、そういうものはそういうものとして、一旦置いておいて、「その人の中の理由」であるとか、「その人ならではの答え」「その人ではの独特の雰囲気」「自論」「自分はこう思う」などはとても大事な事だと思います。つまりその人ならではの『理由』。
つまり、それを「個性」と呼ぶのだとも思います。
基礎は大事です。基礎は絶対に必要ですが、そこと同時に自分で「自分自身の教科書」を作る、という事は大事だなあと。自分の操り方、自分との付き合い方。
それは、このストレス社会において、悩みすぎない方法を見つける、という事でもあるかもしれません。
自分は自分と付き合っていくのが人生というならば、自分の存在を認めて、自分を上手く褒めて、自分を磨いて、自分という素材を、最も良く輝かせる方法を探すのがポジティブな考え方だと思うのです。たった1人の自分に対する、オーダーメイドの方法。
当然、今の普通とか世間とかを敏感に感じつつ、そういう部分とフレキシブルに付き合いながらも、『自分』を乗りこなす、みたいな感じですかね。
つまり自分にしか出来ない演技、役者としてオファーが来るお芝居、この人の表現がいいよね、と、『基礎』と『個性』という2つの柱をよりくっきりと自分自身で把握しよう、というワークショップです。
さて。改めて。
今回、川本成、本気のワークショップをやります。
僕自身、人に喜んでもらいたい、喜んでもらえる事が生き甲斐なのですが、それは僕自身が表現したり演劇を作ったり、プロデュースする事もそうなのですが、僕自身でしか伝えられない方法で、同じ夢を目指している若者達や、悩みを抱えていたりする人々の参考になったり、喜んでもらえる事があるのではないか、現場などで経験してきた中で得た事なども共有できる事があるかもしれないと。
今回、演技や表現、という事を通して、様々な事を皆様とシェアできたらとても嬉しいです。
参加してくれる皆様と会えること、そして、時間を共有できる事をとても楽しみにしています。
そして、今回の機会が何かお互いに今後に繋がる出会いにもなればとても嬉しいですし。
人がいて、人が繋がると、そこにやっぱり何かが産まれる。
ですね。
一応、プロの役者さんや、プロを目指す方、とは書いていますが、演技をやってみたい、プレゼンに使いたい、恥ずかしがり屋を直したい、
など表現や演技というものを経験してみる事で得られる事もあるかもしれませんので、幅広くどなたでも参加出来ますよ。
「川本成 本気のワークショップ」
演技の基本や、演技をする上での考え方、台本の読み解き方、物事にポジティブに向き合う方法論、そして独自の理論や哲学、門外不出の技術など、川本成自身が長年に渡り経験してきた事例なども織り交ぜつつ、2日間じっくりと皆様と向き合えればと思います。
創作現場以外で、この様なオープンな形のワークショップは今まで開催していませんでしたが、この度「川本成 本気のワークショップ」として行いたいと思います。
主な対象は、現在俳優として活動を行っている方、プロの俳優として活動していきたい方ではありますが、演技や表現に興味がある方、脚本や演出も同時にやりたい方、人前でプレゼンを上手くやりたい方など、幅広くご応募していただけます。
門外不出の秘密の理論を皆様と共に。
「川本成 本気のワークショップ」
開催日時:
①2025年3月8日(土)〜9日(日)の2日間
② 2025年3月15日(土)〜16日(日)の2日間
*各日とも13:00~19:00 予定
*終了時間は前後する場合があります
*両日同じメニューになります
会場:都内スタジオ
定員:20名 要予約/先着順
※20歳以上の方とさせていただきます。何卒ご了承ください。
*定員数に達した場合は、その日が締め切り日となります。
(締め切り時、応募者多数の場合は選考をさせて頂きます)
価格:20000円 (2日間通し)
※当日現金でのお支払いとなります
◆お問合せ
萩本企画 欽劇事務局 03-3795-5259(月~金 11:00~19:00/土12:00~18:00)
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