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[絵本]ミルクとリスさんの大好きなリンゴ


ある晴れた日、ねこのミルクは、大きなリンゴの木の下で気持ちよさそうにお昼寝をしていました。

そよ風が吹き、木の葉っぱが、カサカサと音を立てて、静かな時間が流れていました。



「こんにちは!」という元気な声でミルクは目が覚めました。
そこには小さなリスさんが立っていました。

「ねえ、このリンゴの木、すごく大きいよね!私はここでお昼寝をしてたんだ。リンゴのにおいが気持ち良くてさ。」とミルクは言いました。

「僕はリス! このリンゴの木が大好きなんだ。君もリンゴが好きなの?」
とリスさんが言いました。



「このリンゴ、取ってみたいと思わない?」とリスさんが言いました。

「え、取れるの? 木が大きくて僕には無理そうだよ。」とミルクが答えると

リスさんは自信満々に「僕にまかせて!」と言いました。

すると、リスさんは木の幹をスルスルと登り、赤いリンゴを一つポトンと落としました。

「すごいなぁ、君は本当に登るのが上手だね!」とミルクは感心しました。

「へへっ、これくらいお手のものさ!」とリスさんは胸を張って答えました。

ミルクとリスさんはリンゴの木の下に座り、一緒にリンゴをかじり始めました。

「リンゴって一人で食べるより、誰かと一緒に食べたほうがもっとおいしいね。」

「そうだね! ミルク君と友達になって嬉しいよ。」とリスさんがにっこりしました。



そのあとも、ミルクとリスさんは木の下で遊びました。

かくれんぼをしたり、お話をしたり、楽しい時間が過ぎていきました。
夜になると、空には星が輝き始めました。

「きれいだね、星がたくさんだ。」とミルクが言いました。

「本当だね。ミルク君、ずっと友達でいようね。」とリスさんが言いました。

「りんごの木の下でまた会おうね。」

二人は夜空を楽しみながら、ずっと仲良しの友達になりました。

おしまい

絵本を作ってみた感想

今回、この絵本を作る過程で感じたのは、「自分の物語が形になる喜び」と「絵本作りの楽しさ」です。

特にイラストは、ChatGPTに助けてもらいながら一枚一枚作成しました。最初はうまくイメージを伝えられず、何度も修正しましたが、少しずつ理想の形に近づいていくその過程が本当に楽しかったです。

完成したときには、なんだかほっこりする作品ができて嬉しいなと思いました。

そして何より、自分の思い描いた物語とキャラクターが本当に存在しているように感じられる瞬間が、とても感動的でした。

もし「私も絵本を作ってみたい!」と思った方がいれば、ぜひ挑戦してみてほしいです。時間がかかることもありますが、それ以上に完成したときの喜びは大きいですよ!読んでくださった方に少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです(^_-)-☆


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奏ルナ
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