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オンライン日本語教師に英語は必要?英語なしで教える方法4選

「英語ができなくても日本語教師はできる?」
このような質問をたくさんいただきます。

オンライン日本語教師に関心はあるけど、英語力に自信がないから始められないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、実は私はほとんど英語を使わずにレッスンをしています。

この記事では、英語が苦手な方でも安心してレッスンができる方法や、レッスンの際に注意すべきポイントなどを詳しくご紹介します。
具体的には、教材や練習問題の選び方、会話の練習方法、おすすめのツールをご紹介します。

これからオンラインで日本語を教えることに挑戦したい方や、英語が苦手な教師の方にとって、必見の内容となっています。

<この記事がおすすめな人>

  • オンライン日本語講師を始めたばかり

  • オンライン日本語講師に関心がある

  • 英語力に不安があり日本語講師を始められない

  • 英語を使わずに日本語を教える方法を知りたい

  • 日本語教師の資格を持っていない

オンライン日本語講師に英語は必須ではない

結論、私は日本語講師に英語力は必須ではないと考えています。
実際に、今の生徒さんのうち8割くらいの方には一切英語を使わず完全に日本語だけでレッスンしています。

私は英語のアウトプットをしたいので、英語を使う場面が思ったよりもなくて残念な気持ちもあります。

一部の学習者にとっては、英語ができる方が有利の場合もありますが、英語ができるからといって必ずしも有利というわけではありません。

英語が話せた方が有利な場合

英語を話せた方が有利なのは、生徒が完全に日本語初心者の場合や、英語での詳しい説明を求める場合です。

日本語の単語を全く知らない初心者の場合、完全に日本語のみで進めるのは少し難しいです。
そのような生徒さんに教えるときは、英語を話せた方が自分自身が楽だと思います。

ただ、私は全然英語ペラペラではありませんが、完全初心者さんにも教えています。

<私の英語力>
・英文法は知っているけど、話すときはメチャクチャになる
・生徒に教える日本語の単語のレベルの英単語は知っている
・発音は良くない
・英語でコミュニケーションを取ることが苦痛ではない(私の下手な英語を聞かされる相手は苦痛に感じる可能性はあるけど🫢)

こんな感じの英語力でも、日本語を初めて学ぶ全くの初心者さんにも教えることができていますし、むしろレッスンを気に入ってもらえているので英語力はそんなに関係ないのかなと思います。

生徒が英語で詳しく文法の説明などを求める場合は流暢な英語が必要です。
しかし、プロフィールに自分の英語レベルが表示されているので、私は英語での説明を求められたことはありません

英語が苦手な人の方が好まれる場合も

私自身、ネイティブの先生から英会話を習っています。
英会話教室を選ぶときに、日本語を使わずに教えてくれるところが決め手になりました。

日本語で教えてもらうとわかりやすいのですが、『英会話』という点では、日本語を話さない先生の方がいいなと思ったからです。
日本語を話せない先生にはこちらもなんとかして英語で伝えようとするので、伝える力がつきます

私と同じような考えの日本語学習者さんも多くいると思うので、そのような方からは、英語が話せない人は需要があります。

英語を使わず日本語を教える方法

英語を使わずに日本語を教える方法がいくつかあるのでご紹介します。
①は対象が上級者のみですが、②〜④は全てのレベルの学習者さんに使うことができる方法です。

英語を使わず日本語を教える方法① 対象を上級者だけに絞る

日本語上級者には英語は不要です。
プラットフォームを利用して生徒を集客する場合、対象とする生徒のレベルを選択することができます。
そのときに、上級者のみまたは上級者と中級者にしておくと、英語を使わずにレッスンすることができます。

英語を使わないレッスンをしたい場合、「私は日本語のみで教える【直接法】でレッスンをします。」というような文言をプロフィールに添えると良いです。

英語を使わず日本語を教える方法② 翻訳アプリに頼る

わからない単語があったり、どうしても意思疎通が難しい時は翻訳アプリを使います。
Google翻訳DeepLがおすすめです。
(私はGoogle翻訳を使い慣れているのですが、英語ネイティブで日本語ペラペラの私の彼氏はDeepLの方が自然な翻訳だと推していました。)

英語を使わず日本語を教える方法③ ジェスチャーや物を使う

実際に日本語講師を始めて気付いたのですが、翻訳アプリを使わなくてもジェスチャーで大体伝わります。
また、レッスン中にデスクの上にペンやスマホ、時計などを置いておくと例を出すときに使うことができます。

英語を使わず日本語を教える方法④ イラストを使う

ジェスチャー+イラストが最強です。
教材のイラストをカーソルで指しながらジェスチャーをすると、ほぼ伝わります。

私は、英語が得意ではないので、このようにイラストを多く使った教材でレッスンをしています。

また、絵カードを使うと応用練習の際の例文を出すのがとても簡単になります。

まとめ

日本語講師に英語力は必要なのかという私なりの考察と、英語を使わずにレッスンをする方法についてご紹介しました。

英語力が不安で日本語講師を始められないのは本当にもったいないです!
オンライン日本語講師初心者さん向けの無料マガジンを用意しているので、そちらも参考にしていただけたら嬉しいです🫶

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