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【オンライン日本語講師】ないと困る!動詞カードの活用法

「生徒と応用練習をするときに適切な例が思い浮かばない。」
「生徒に教える時に視覚的に伝えたい。」
「言葉で説明してもなかなか伝わらない。」

そんな時は動詞の絵カードを使うことがおすすめです

絵カードは、オンライン日本語講師にとって非常に有用な教材です。
でも、どのように活用すれば効果的なのか、どうやって用意するのか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、絵カードの活用法について解説します。
具体的には、カードの使い方や教材としての活用方法、レッスンでの役立て方などをご紹介します。

最後に、実際のレッスンで活用できる教材をPDF形式で添付しているので、是非ご活用ください。

<この記事がおすすめの人>

  • オンライン日本語講師を始めたばかり、または始めたい

  • 教え方がわからない

  • 日本語(間接法)で教えたい

  • 絵カードを使った授業をしたい

  • 教材を作る時間がない

  • 自動詞、他動詞、五段動詞、一段動詞に分類した教材が欲しい

私が使っている動詞の絵カード

私はこのような絵カードを使ってレッスンをしています。
こちらは生徒用に文字が入っているものとレッスンで使用する用にイラストのみのもの各7枚ずつあります。
載せている動詞の種類は全部で63です。
記事の最後にPDFファイルを添付しています。

オンライン日本語講師 動詞 絵カード
オンライン日本語講師 動詞 絵カード

動詞絵カードの活用方法

この絵カードの活用方法について説明します。

動詞絵カードの活用法① 生徒に動詞を覚えてもらうとき

第3課で動詞文を導入するときに生徒に文字入りのカードを配布します。
自宅での学習でも使ってもらいます。
まずは【ます形】で覚えてもらうと良いでしょう。

知っている単語が少ない生徒には、レッスン中に文字入りの絵カードを使用し、文字とイラストを見ながら動詞の単語を覚えてもらいます。

動詞絵カードの活用法② レッスン中に応用問題を作るとき

動詞をある程度覚えている生徒へのレッスンでは文字の入っていない絵カードを使用します。
レッスン開始までに絵カードをホワイトボードにアップロードしておきます。
文法を説明した後に、生徒に文を作ってもらう時に活用します。

例えば「〜ましょう」の文を練習するときに、絵カードの【飲む】イラストをカーソルで指しながら、「コーヒー…?」と言い、「コーヒーを飲みましょう」を誘導します。

講師が直接「drink」や「飲む」という言葉を言わないことで、生徒が考えることができます。

動詞絵カードの活用法③ 動詞の変換の練習に活用

て形やない形などに変換するときに、五段動詞と一段動詞の分類は必須です。
この絵カードは、五段動詞と一段動詞に分類しています。

レッスン中に練習する時に、さまざまな動詞を使って練習することが可能です。
また、文字入りの方には【辞書形】と【ます形】を記載しているので、変換のルールを教えやすいです。

動詞の変換を教えるときは、文字入りのカードをホワイトボードに貼って、【ます形】にペンやテキストで書き加えて教えます。

特に五段動詞はルールが難しいので、いくつかの動詞で練習すると良いでしょう。

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