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「PENALTYBOX®」~デイサービスにもってこいの新しいリハビリツールの効果と使用例~

「PENALTYBOX®」-。

アスリートからシニアまで、並べて・立てて、集団で個別で、
屋内で屋外で、変幻自在・高汎用のエクササイズツールです。

運動愛好家やアスリートの方だけが対象ではなく、デイサービスなどで高齢者にも使える新しい「リハビリツール」です。

「準備」は簡単、「実施」は省スペース、「収納」はコンパクト。
ハード面としての利点も多いですが、ソフトとしても大変優秀。

マシンや集団体操など、デイサービスなとでお馴染みの運動にはない効果も魅力です。

この記事はデイサービスなど介護現場での「PENALTYBOX®」の効果・使用例をまとめています。一部有料になりますが…最後までお読みいただければとても嬉しいですm(__)m

PENALTYBOX®を使った機能訓練

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私は普段、動画(上画像をクリック)の様な形で訓練に利用しています。

例えば、その一つがPENALTYBOX®を数個並べた「ラダー歩行」です。

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・狙ったマスに足を置く事で、歩幅向上と筋肉への刺激を狙う
・パーキンソン病の方へ、歩行の円滑化を図り運動量を向上させる

しかけ自体はちょっとした事ですが、平行棒などでの歩行訓練がより効果的になります。

さらに!仕様を変えてこのような応用もできます↓↓

歩行訓練に「視線」の要素をプラス~飛び石歩行訓練~

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写真の様にPENALTYBOX®(ミニ)をランダムに並べます。

後は枠を追って歩行してもらう…「だけ」!

「順番に枠を歩く」という簡単な運動指示で、
「足の着地確認→次の枠を見る→次の一歩」という「視線行動」が生まれます。

この視線行動と呼ばれる目の動き。
高齢者の転倒予防を考える際にとても大切な要素になります。

「こけないようにしましょう!」
「足元に気を付けましょう!」
「つま先をしっかりあげましょう!」

では届かない、重要なポイントがあるのです。

視線行動とは??
「ヒトが運動(行動)する時、先行して行われる「目」の動き」。それが「視線行動」です。

―例えば、階段を上がる時。

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段差を見る、手すりを見る、手すりの把持を見る、足の着地を見る…
タイミングに個人差はあれど、動きに先駆けた視線の動きが起こります。

普段は意識もしないけれど、よくよく考えてみれば当たり前の話ですね(^^;)

では、高齢者の「視線行動」はどうなっているのでしょうか。

個人差はありますが、転倒リスクが高い方には動作完了前に視線を動かしてしまうという共通点があると言われています。
前述の例で言うなら「足の着地」や「手すり把持」などの部分です。

「視線の早期離脱」。

ここに転倒に繋がる一つの要因があります。
転倒する人は何度も転倒してしまうという介護現場によくある問題ですが、下肢筋力低下だけでなく、視線の動きに原因があるのかもしれません。

転倒予防などを考えた時、この「視線行動」はとても大切になりますね(^^)

これって従来よくあるマシン運動や体操などの機能訓練には足りない要素ではないかと考えています。

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筋力・体力ももちろん大切な要素です。
ですが、転倒予防などを考慮すると、従来の運動では視線行動にどこまで刺激が入るでしょうか。
毎日コツコツとやって、筋力がついた、体力がついただけ…ではもったいなさ過ぎます。

せっかく鍛えた筋力・体力を活かす為の訓練もまた必要。
その一つが「飛び石歩行訓練」です。

PENALTYBOX®を使用した機能訓練の一例でした。
ツールを使い訓練に「しかけ」をつくることで、従来の訓練に新たな効果が生まれます。

ではその効果とはどんなものでしょうか?
私が現場で感じ、考え、実践していること。
「PENALTYBOX®の三大効果」、順に述べさせていただきますね(^^)

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