講演メモ 伊藤 羊一 氏 大事なことだけシンプルに伝える技術
★コミュニケーションのGoalは相手に行動してもらうこと
★コミュニケーションは聞き手が決める
こっちが言った ≠ 聞いてもらえた
聞いてもらえた ≠ 聴いてもらえた
聴いてもらえた ≠ 理解してもらえた
理解してもらえた ≠ 賛成してもらえた
賛成してもらえた ≠ 腑に落ちて行動しようと思ってもらえた
★動かしてナンボ
★聞き手のことを考える
・相手はどの程度、専門性のあることについてこれるか。
・今回のコミュニケーションで、どこまで動かすか:とりあえず理解してもらう~取引交渉してもらう
・これを明示的に言葉にする。
★5つの極意=AIDMAを意識した伝え方で聞き手を動かす。
Attention 「お!」注目する
Interst 「おお、うむうむ」関心もつ
Desire 「ほしい~」イイね!
Memory 「ああ、XXね」 覚える(値段が高いとき)
Action 買う
Attention
聞き手を迷子にさせないこと(×大声を出す)
すっきり、簡単にする。緊張しない。
・文字は少なく、文章は短く、言い切る。口頭の場合は、一言ずつ区切ってしゃべること。
・中学生でも分かる簡単さで。TVのニュース番組。
Interst
ロジカルに考えたストーリーで(×面白いことをいう)
・考えた=知識や情報を加工して、結論を出すこと。
・ロジカルに=結論と根拠がつながっていること。
※ 結論があり、根拠が3つくらいあり、意味が通じていること
Desire
イメージを想像させワクワクしてもらう(×結論と根拠だけを強調しまくる)。自分の頭の中で作り出したことにグッとくる。
例:牛丼は最高です。早くて、安くて、ウマいんです。例えば10秒で来ます。例えば、400円なんです。。
※結論 > 3つの根拠 > 各根拠に数例 のピラミッド構造を作る。
Memory
ポイントをキーワードで言う。(×覚えてといてください)
・覚えやすい言葉で、一言で、キーワードを付け加える。
Action
「情熱と自信」「気合と根性」で動かす(×正しいことだけ言う)。
・情熱 = 一番好きなこと、自信があること。
・自信 = 徹底的に準備する(専門知識をひけらかす)。
例:伊藤さんは、孫正義向けの5分のプレゼンを300回練習した。
QA
〇資料でうまく伝えるには
優劣をつけること。正確性を追求すると平板になりがち。新聞の見出しのイメージ。
相手は自分ほど理解してくれない。
〇この人に相談してよかったと思われるには
相手に寄り添うこと。相手の靴を履く。丸投げではなく、伴走する。自分で考え、行動してもらって、それをサポートする。主体的に考えてもらって、準備を促す。(予想される取引先の反応など)
〇コミュニケーションやロジカルシンキングの変化や潮流
基本エンジンは変わらない。しかし、相手が多様化している。ロジックツリーを相手に合わせてチューニングする。OSは同じ、UIは変える。1to1を意識する。
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