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【MT-07】 やっぱり冬は乗り切れない?

走れども走れどもバッテリーは充電されず

年末のキャンツーで予期せぬ渋滞にハマり、瀕死となってしまったバッテリーですが、どうやら問題はバッテリーではなかったようです。とにかく急場はバッテリーの充電でしのぎ、エンジンが掛かったら後はノンストップで走り続けて来た訳ですが、その間約200km、時間にして3時間弱、常に3〜4000rpm程度のエンジン回転数で走り続けた訳で、通常ならバッテリーは充分充電されるはずです。しかし、結果はバッテリーすっからかん。……ということは、原因はバッテリーではなくジェネレーターがレギュレーターという事になるはずです。

そんな訳で、新年早々原因究明に取りかかります。


なぜバッテリーはあがってしまったのか?

高速を走っていたのにバッテリーがあがってしまったということは、バッテリーが充電されていなかったということです。その原因は大きく分けて3つ。
1. バッテリーが劣化している
2. レギュレーターが故障して、バッテリーに充分な電力が供給できない
3. ジェネレーターが故障して、そもそも発電していない

この内1は元々新品だった上、帰宅して再充電出来たので原因から外します。という訳で今回は2と3について確認していきます。

ジェネレーターからの配線を辿ってカプラを探します
レギュレーターに直接接続されていました
刺さっているカプラを外します

バッテリーはビンビンだぜ

レギュレーターに刺さっているカプラ二つを外して電圧を測定します。先ず、レギュレーターのアウト側を測定すると、バッテリー電圧がそのままかかっています。つまりここの配線は正常です。カプラを接続しエンジンを掛けて回転数上げてもバッテリーにかかる電圧が乱高下することもないのでレギュレーターは正しく機能している様です。

レギュレーターからバッテリーの間は断線もなく正常でした

バッテリーあがりは結果であって原因ではない

続いて一番怪しいジェネレーター周りです。先ずジェネレーターからレギュレーターまでの電気の通り道を調べます。3本の交流配線のお互いの抵抗を測ります。いずれの組み合わせも無限大にならず断線していないことが確認出来ました。

3本の配線の抵抗値を測ります
いずれも問題なさそうです

次に電圧です。エンジンを掛けて電圧の変化を確認します。正常に発電していれば14V程度の数値が観察されるはずです。……が、測定レンジを最小にしても殆ど電圧がかかりません。これでジェネレーターがお亡くなりになっていることが判明しました。

祈りも虚しく電圧計が全く振れません
やっぱりジェネレーターかー

男なら闘う時がくる

つまり、今回の原因はジェネレーターが発電しない事で、バッテリーが電源を吸われまくりすっからかんになってしまった、という訳です。ガソリンスタンドで果てる前に、アイドリング状態で暫く放置している間にバッテリーが空になってしまったのですね。
この結果から、あくまでも推論ですが今回のジェネレーター故障は2時間の渋滞にハマっている間に高温になったエンジン(というかエンジンオイル)の熱でジェネレーターのコイルが焼け切れてしまったのが原因かもしれません。ラジエターファンガンガン回り続けていたし。まあ、それもジェネレーター取り外してみないとわかりませんが……。
結局ジェネレーター交換かー、自分で出来るかなー? まぁでも交換しないと走りに行けないのでやるしかないんですが、旧車じゃないんだからこんなとこ壊れないでよ! と言っても何も始まらないので、しばらくはジェネレーター交換動画でも見て予習をするとします。

また外装剥がすの面倒なので、もうこのままにしておきます
どうせ当分走れないし

そんな訳で、2025年一発目の記事は故障箇所判明の記録でした。

今更ですが、こんな感じの投稿がnoteの主旨に合致しているのか書いていてよく分からなくなってきました。もっとバイクに対する自分の思いとか、ツーリング先で感じたこととかを綴った方がいいのでしょうか? でもこんな感じで始めてしまったので、とりあえずはこんな感じの投稿を続けていきたいと思います。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました!

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