勝手にCM批評 ドコモCM「聞きやすい、教えやすい」篇
画像はyoutubeよりキャプチャー(以下同様)
CMタイトル:「聞きやすい、教えやすい」篇 出演者:國村隼さん、笠島智さん
設定は國村さん演じるお父さんとその娘夫婦とが父が初めて購入したスマホ(iPhoneSE)の使い方について色々相談しあうというもの
今年はコロナの影響もあり帰省を見送り、これを機会にテレビ電話をやってみようと思っている方も多いと思います
CMは同じ部屋でのやり取りですが、これが遠方ともなると自分の父・母にスマホの使い方を教える(おそらく多くの場合「らくらくホン」だったりします)のは相当難儀します。
ちなみに、いわゆるシニア向けスマホとして「のらくらくホン」ですが、CMでは、シニアのアナタでも「自分」で使えますと訴求してきました。
が、今回のCMの最後のコピーを見ると、ドコモの大きな戦略転換とも取れます。
昨年の記事によると、
「らくらくシリーズの出荷台数は3000万台に達した」
一方
60歳以上のスマートフォン所有率について「約4300万人のうち、3割の約1300万人がスマートフォンを使っているが、使っていない人は残り7割の約3000万人もいる」
ここの残り3000万人を取りに行くには、シニア本人の能動的な選択ではなく、家族のサポートが必要と判断してのCMなのかなと思いました。