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お酒は飲んでも飲まれないように

おはようございます。昨日は同期と飲んでいました🍺
忘年会シーズンでもあり、世の中お酒を飲む機会が多いのかと思います。わたしが今回伝えたいのは「お酒は飲んでも飲まれないように」ということです😌

それでも楽しくて歯止めがきかない、自分は強いから大丈夫、などの理由で飲む手がとまらないと酔いすぎて具合が悪くなります。
いざ自分が介抱する立場にある時、どのような対応をしたらよいかこの記事で解説していきたいと思います!




🌟 アルコールの影響と飲みすぎの症状

アルコールが体内に入ると、肝臓で分解されます。この分解が追いつかなくなると、体内にアルコールが蓄積し、以下のような症状が現れます。

  • 軽度:めまい、吐き気、顔の赤み

  • 中等度:嘔吐、頭痛、判断力の低下

  • 重度:意識障害、呼吸困難、低体温症

これらの症状が進行する場合、命に関わることもあるため注意が必要です。
顔が赤い人には、お酒をすすめるのはやめましょう。顔が赤くない人も顔に出ないだけで、実際体は限界のこともあるので声かけして確認してあげるケアが必要です。


🚑 対応の流れ:緊急時の行動

アルコールの過剰摂取が疑われる場合は、次のステップで対応しましょう。

1. 症状を観察する

まずは、相手の状態を確認します。

  • 意識があるかどうか

  • 呼吸や脈拍が安定しているか

  • 嘔吐や発汗の有無

意識が朦朧としている場合や呼吸が浅い場合は、すぐに救急車を呼びます🚨。

2. 安全な場所に移動する

転倒やけがのリスクを避けるため、座らせるか横にさせましょう。横に寝かせる場合は、回復体位(頭を横に向け、片足を曲げた体勢)が安全です。これにより嘔吐物が喉に詰まり窒息するのを防ぎます。

3. 水分補給を促す

水やスポーツドリンクで水分補給を行います。ただし、無理に飲ませるのはNG。吐き気が強い場合は様子を見ながら少しずつ与えましょう。

4. 温める

アルコールの影響で体温が下がることがあります。毛布や上着を使って体を温め、低体温症を防ぎます。

5. 救急車を呼ぶ基準

以下の症状が見られる場合、迷わず医療機関に連絡してください。

  • 意識不明または呼びかけに反応しない

  • 呼吸が浅い、または不規則

  • 嘔吐物が喉に詰まるリスクがある

上記の症状がある場合には、寝ていても治らずむしろ死に直結します。


🛠 日常で役立つ予防策と心得

飲みすぎを防ぐには、事前の予防が重要です。以下の方法を覚えておきましょう。

  • 適量を守る:自分の限界を知り、適量を超えないようにする。

  • 空腹で飲まない:食事をしてから飲むことで吸収を遅らせます。

  • 水を交互に飲む:アルコールの摂取量を抑えるために、水やソフトドリンクを間に挟む。

看護師として働いていた頃は、急性アルコール中毒の患者を何人も対応してきました。みなさん自分の限界を知らずに飲むんですね。お酒は楽しいですが中毒で病院に運ばれては、せっかくの飲み会が辛い思い出として終わってしまいます。どうかお互い飲ませすぎず、お酒は楽しく飲みましょうね🍶🍻


📖 専門用語の簡単解説

  • 肝臓:アルコールを分解する臓器。機能が追いつかないと体内にアルコールが残る。

  • 回復体位:嘔吐物の誤嚥を防ぐ体勢。意識がない人を寝かせるときに使用。

  • 低体温症:体温が異常に下がった状態。アルコールが原因で起こることも。


✅ まとめ

  • アルコール飲みすぎの症状は、軽度から重度まで幅広い。特に重篤な状態に注意。

  • 対応の基本は安全確保、水分補給、適切な体勢の維持。

  • 緊急時はすぐに救急車を呼ぶ! 無理な対処はしないこと。

  • 日頃から予防策を実践して、楽しい飲み会を心がけよう🍷✨。


ハッシュタグ

#アルコール #飲みすぎ #応急処置 #健康管理 #安全第一


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