練習週2-3で迎えた初ハーフ②
前回に続いてレース本番のことを書いていきます。
1.目標設定
キロ5分を目安にしつつ、切りの良い105分を切る可能性を残すため、5分を切るペースを刻んでいくつもりでした。この週は仕事でイレギュラーな事態があり、寝不足が続いた状態で、正直コンディションが悪かった。走り始めて苦しければペースを落とすことも視野でした。
また気合いを入れて買ったメタスピードスカイを、遅いペースで使いこなせるか不安もありましたが履いてみました。
2.レース
0-10キロ
455-454-453-449-449-448-451-448-449-450
余裕を持ったペースで入りました。これまで経験のある10キロレースでは420ぐらいで入ることを目安にしていたので、大分ゆったりした感じでした。最初の3キロで寝不足の不調をあまり感じず、体も動くと思いました。一方で意外だったのが、このペースでほぼ単独走になってしまったことです。誰かいるだろうと思っていただけにこのままと思うと早くもきつかった。というところで、2人のランナーにかわされます。少し速いなと思ったのですがここを逃すとさらに単独走が続くことを嫌い、思い切って付きました。これは良い判断でした。4キロ目以降のペースアップがそれです。苦しかったですが体も順応し、450を切るか切らないかで10キロを迎えました。ここまでは順調で、余裕も感じつつ、どこまでこのペースが持つかなぁと不安も抱えながら走っていました。
後半10-21.1
445-452-457-450-455-447-445-449-447-439-429-25
後半に入りすぐでした。12キロあたりから苦しくなり13キロ目のラップで457、15キロ目で455となりました。この辺は苦しくて、5分オーバーになることを覚悟しました。5分少しでなんとか耐えられればトータル105分を切れると思いながらでした。しかし15キロ過ぎにまた状況が変わります。ここまでトータルではまずまずのペースで来ていたと思うのですが、ここで私を交わす選手が2人。その選手に付く形で16キロ目以降450切りのペースに戻りました。かなり助かりました。この2人のうち1人には勝ちましたがもう1人ははるか先まで行ってしまいました。いったいどんなラップで走っていたのか気になります。こうしてペースが上がり、ラスト5キロになると気持ちの余裕も出て、最後の3キロはしっかり上げようと思うにまでなりました。現実にはラスト3キロからは上げられず、残り2キロでようやくペースアップできたのですが、そこからの439-429というのは満足感ありますね。振り絞ってラストスパートをかけゴールにかけこみました。
3.結果と今後
結果は1:41:28でした。目標である105分を大きく上回るタイムで、満足しています。
これで次は100分という目標ができました。100分を切ろうと思うとキロ445ペースでわずかに届かないのですよね。かなり速いと感じますが、425ぐらいでインターバルをこなせるようなスピードを意識していきつつ、17キロ走を取り入れていければ、今の練習頻度でも見えてくるかなという気はしています。また今回は河川敷でアップダウンも少なくタイムは出やすかったのでしょうが、次回は公道で走りたいところです。タフさとスピードが一層要りますね。次は秋かな。しばらく充電し再チャレンジします。