【本帰国したけど…】
みなさん、こんにちは!中国から本帰国しましたAkikoです!
帰国して3週間以上たちました。
突然ですが、
本帰国後に日本になじめない…という経験をしたことのある方、いらっしゃいますか?
母国になじめないなんておかしな話と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、10年前アメリカから本帰国した私は、日本の生活にすぐにはなじめませんでした。
ちなみに私の海外経験というと、
高校卒業後カナダの大学へ進学し、そのまま現地で就職。
カナダからアメリカへ引っ越して現地で仕事。その途中で現夫と出会い結婚。そこから駐妻となり、夫の駐在終了にあわせて帰国。
ということで計11年ほど北米に住んでおりました。
そもそも現地の生活が好きで、自分にあっていると感じていたために現地採用として働いていましたが、夫の帰国にあわせて退職し日本へ。
言葉も通じるし、19歳まで住んでいた母国だし、国籍だって日本人。
普通に考えればなじめない理由なんてないはずの状況。
それでも、
日々の生活の中での考え方の違い、言葉の違い、生活習慣の違い、ビジネス習慣の違い、そんな小さな違いの積み重ねが、当時は少しずつ少しずつしんどくなってきていました。
当時は本当にしんどくて
アメリカの味をもとめてスタバにかけこんだり、スタバの隅の席で泣いたこともありました。
なんでそこまでアメリカが好きなの?
具体的に日本の何が嫌だからなじめないの?
日本人なのになんで日本が嫌なの?
なぜ生まれも育ちも日本で国籍も日本人の私ががなじめないのか?というのは周りの方も理解しがたい状況だったため、
話しても共感や理解がない日々にもしんどく感じたことがありました。
じゃあ、どうやってその状況を打破したかというと、
自分に半年間の猶予期間を設けました。
猶予期間とは何かというと、
”半年間だけは、思う存分、なじめないことを嘆き、日本について文句も言っていい。”と自分で決めたのです。
逆を言うと、半年たったら、ぐじぐじ文句を言うのはやめて、今の生活と向き合うこと、今の生活を楽しむこと、これを自分に課しました。
半年がたつまでの間、
本当にだいぶ日本について文句も言いました笑
誰かに話すことで、日本に住んでいる日本の方が不快な気持ちになったり悲しい気持ちになってしまうのは私も悲しいので
夫に聞いてもらうことがほとんどでした。
半年たつ頃には
愛知での友人も増え、仕事も軌道に乗り、
日本での生活が楽しくなりはじめていました。
それは生活に慣れたからや
知り合いや友人が増えたからという要素も大きいとは思います。
それでも、あの時自分なりに自分へのタイムリミットを設けて
自分の負の感情と向き合う時間、
そしてそれを受け止める期間、
そして前を向いて進み始めるタイミングを自分で決めたからこそ
つらかった時期を乗り越えることができたのかなと思います。
このnoteを読んでくださってる方の中には
駐在に同行してる方、これから同行する方、同行の可能性がある方もいらっしゃるかもしれませんが
万が一同行先の国になじめなかったり
または、帰国後に日本になじめないと感じた際には
ご自身の気持ちにふたをせずに、その気持ちも受け止めて、
ご自身のペースで新しい環境になれていけることを心より願っております!
長くなりましたが最後まで読んでくださりありがとうございます!
2025年もよろしくお願いいたします。