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「自分らしい」将来を導くなら子を信じることが大切……

先日はコロナ禍×初めて大学入試共通テストでしたね……。
まだ高1の息子ではありますが、高校で共通テストを解いてみたようです。やはり学習で網羅していない部分も出題されたようなので(高1ですもの)、点数はあまり期待していませんが、フォローすべき部分も掴めたとのこと。今後のモチベーションに注目したいところですね。

文系選択した息子

息子の高校では高2から文系理系に分かれたクラス編成となり、先日履修科目も決定。文系科目も理系科目も安定した成績を保っている、男子ということもあり、親としては理系で勝負させたいのが本音でしたが経済学や社会学を勉強したいという思いが強く、文系を選択する運びとなりました。

考えてみれば、息子は国内外の経済問題や社会問題に詳しく、小学生の頃から社会の点数は安定しているので、本人が心から好きな分野だと思います。やはりそちらの分野の方が「自分らしい」学びを実現できるかもしれません。ちなみに小4当時の息子の愛読書が山川出版社の日本史と世界史のシリーズでした。

結局、息子の気持ちを尊重することに

大学での学びは、その後の人生に直結するかどうかは人それぞれ違いますが(見事私は大学での学びが直結していませんが……)、息子本人は大学での学びを仕事に結びつけたいという強い思いがあります。そして実際に興味のある大学の学部や学科のリサーチを始めるようになり、履修科目もチェック中です。余談ですが履修科目については私もネットで確認し、学生たちが興味深く学べそうな印象を受けました。

周りから言われて抵抗あったことは我が子にもしてはいけない

今でも昔でも親が子に「○○になりなさい」「○○大学に行きなさい」と「いい企業に入りなさい」いう話を聞きます。
私も学生の頃(※就職氷河期でした)は、事あるごとに「世間体のことがあるからとりあえずいい会社(※ここでは上場の大手企業)で働けば良い」的なことを周りの大人から言われていたものです。しかも挨拶がてら言われてしまうという始末。

心の中ではもっと気の利いた言葉をかけてもらいたかったし、「どうして私が言われなくてはならないの?」と疑問を抱いていました。「自分らしい」生き方ができないとも思うように。それが蓄積されて爆発するかもしれないレベルでした。

今回の息子の文系理系選択では自分の考えを押し付けてしまいましたが、自分の若い頃に押し付けられた事実を思い出すと、やはり苦い思い出でした。だから我が子に対して「○○であるべき」をいう考えをなくしました。

*以前の記事でも「○○であるべき」系の記事をアップしおります、良かったらこちらをご覧ください!

もし将来のことで子どもと衝突したら……

子育てでは、将来のことで何度か子どもと衝突するかもしれません。
頭ごなしに「○○はだめ」「○○高校へ行くべし」と言わず、まずは子どもの思い考えを確認することが肝心です。その思いが自分の考えとずれていたら「○ちゃんはちゃんと考えているのはわかるけど、△△もいいと思うけど……」とやんわりと別の方法を提案するのも一つの手かと思います。

※あくまでも一般常識の範囲での考えです、無茶な夢だったら考え直すよう促しましょう。

「○○であるべき」という思いは、大人のエゴ

改めて思うと子や若い人に対し「○○であるべき」「○○大学でなければダメ」という思いは、大人や親のエゴに過ぎません。子の個性を考え、思いを汲み取り信じることが大切です。

私は息子の思いをなるべく尊重し、陰ながら「自分らしさ」を息子が発揮できるよう応援していきたいと思います。


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