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(VOL.2)LE CORBUSIER/ル・コルビジェ
このカードは<🌀全体> <✏️仕事> <👁スピリチュアル> を意味します。
<スピリチュアル>は解釈が難しいけれど精神性、とか、真意、みたく考えたら良いのかなと思う。ナンバリングはわたしが引いてった順なのでこのカードの解説書の順番ではない。このマガジン始めた理由は(VOL.1)ご覧ください。
さてはて。ル・コルビジェ先生といえばARTに詳しくなくても名前を知っている人は多いのではないかしら。こういう王道の芸術家のカードが出た時、わたしはそこいらの意味も含めて解釈します。このカードは(VOL.1)でちらっと述べましたが、我が店の12月について<総合>の方で引いたカードでした。
ル・コルビジェが出た段階で、王道を行けって感じがするが、詳細を見てみよう。
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🌀理論(理屈)は完璧を生む。練習は問題しか生まない。
✏️あなたの名前をコンクリートに書きなさい。
👁思い切りやって(大きくなって)、家に帰りなさい。
わたしがこのORACLEを「ふざけ半分で引くのがいい」と言ってるのはこういう部分にある。笑。「あなたの名前をコンクリートに書きなさい」というのは行為そのものではなく、ル・コルビジェという芸術家そのものを踏襲したちょっとしたウイット。笑。でもその”とんち”の中にもヒントがあるので、
まずは生き様を見てみよう。
近代建築の三大巨匠と言われるル・コルビジェ、ここに「Go big」を感じるか。
わたしは12月、しかも店の経営という角度でこれを引いたので「思い切りやりなさい」と解釈したけれど、引く人の局面では「著名性そのもの」へ向かう言葉かも知れません。
歴史上の功績は、鉄筋コンクリートを利用し、装飾のない平滑な壁面処理、伝統から切り離された合理性を信条としたモダニズム建築の提唱者ということになる。ル・コルビュジエの思想は世界中に浸透したが、
1920年代の近代主義建築の成立過程において建設技術の進歩にも支えられて、とくに造形上に果たした功績が大きい。
またこの5行を読むと✏️マーク<仕事>における「コンクリートに名を刻みなさい」というのは「合理性を優先した現代的な仕事をせよ」と解釈することもできる。
なお個人的に「思い切りやって家に帰れ」という最後のメッセージは「半径3メートルの暮らし」にメンションしようとする今の気分に大変マッチししていた。
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以下余談。
マッチしていたなあと思ったのはこんな気分で店を今やっているから。
なお「Go home」についてどういう意味なのかなあと考えると、
ル・コルビジェがたくさん誰かの邸宅を作っているからかなあとも思う。
ル・コルビュジエは多くの都市計画を立案しこの分野に大きな影響を与えたものの、ほとんどが計画の段階にとどまり、実現したものは1951年にインド北部に建設された新興都市チャンディーガルの都市計画のみである。
こうやって大きな都市計画に携わりながら誰の邸宅を作り続けたコルビジェは、
まさに「大きくなって家に帰った(Go big and go home)」人なのかも知れないね。
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ちなみにマガジンのタイトルを「パラドックスな」としているのは、一見「Go big」と「Go home」は共存できないように見えるから。
そういうワードチョイスが、このART Oracleには多く、そこが気に入ってる。
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