プロローグ7. 胎動は人知れずに(by ラム子)
こんにちは。今日お話するのは「こうしましょう」ということではなくって、なぜそうするのかということなのですが、そのどちらも、本当にみなさんが「あたりまえ」にそうしていることなので、わざわざ書くことかなあ、と悩みましたが、それでもとにかく丁寧に書き綴るのがモットーの「東の魔女の暮らし」ですので綴っていきます。「なぜ人知れずにことを進めた方がうまくいくのか」について。
物事の発生時というのは、形のなかったものが輪郭を帯び、形になる瞬間(または過程)ですから、とても不安定です。それはなんとなく本能的にわかる、という方が多いと思います。しかしなぜ? その答えはおそらく、
量子力学的にマインド(想念)ありきで宇宙が発生したと考えていくと、
物事がはっきりと形になって地に足がつく状態までの時間というのは、想念が形なきものを形状化すると同時に、想念の影響を同じくらい受けやすいーーつまり場合によっては消滅もありうるーーということなんです。
例えばという「例」に関しては、本当にとっても「あるある」なのですが、学生時代って、恋の相談を誰かに毎日していてその子が誰を好きかをクラス中が知っているような子ってだいたいいつも片想いの話だったのに比べて(クラス中に知られている片想いが成就したって話、あまり聞かないですよね)恋の上手な女の子は気がついたら、噂になってた誰々くんとはとっくに別れて、もう違う誰々くんと付き合っている、ということがありました。
またこれはもうみんなが知っていると思いますが、「妊娠初期」は肉体的にも何が起こるかわからないので、身内はじっと見守りながら待って、安定期になるまで公表しないのが普通ですよね。
ものごとの芽生え、胎動の時、それはもっともスピリチュアルで、センシティヴな時期です。そこになかったものが、そこに”在る”ようになる。これってすごいスピリチュアルな現象です。なので想念の影響を受けやすい。
世界へ何かが誕生、つまり発生するというのはとても大きな影響を世界に与えると同時に、世界からの影響も受けるということなのです。
(こういったことの逆説的アプローチとしてプロローグ3.の「月を在るものとして扱う」という話があったのでした)
ででん!と建ってしまった建物に「消えろ!」と念じても叫んでも、瞬間的に消滅させることは難しいですが、その胎動の時期であれば強い想念によって、その企画自体がなくなってしまうことも、ある。
わたしがこの「ラララ世界」のことを自分の知人などに話していないこともそれと関係があります。わたしはこのページに来てくれた人にわたしのもう一つの名前を知られることを隠すつもりはありません。けれど、すでにわたしのことを知ってる人に「ラララ世界」のことを知られた時、例えばわたしに対して善意であっても、その人がそうした方がわたしのために良いのではないかと思うことと、この「ラララ世界」の存在が逆のベクトルである場合ーーわたしがこれまで書いて来たものと、このラララ世界があまりに種類が違うことへのびっくりなどからそういう想念が発生した場合などにーーこのページは「消滅した方がいい」という想念を受けることになります。このラララ世界もまだ胎動の時です。胎動のときがいちばんだいじ。
だからもし「いろんなことが、いつも出だしでつまづいてしまうんだよなあ」と思うことがある人、ちょっとこの胎動のときに注目してみてほしいかな。胎動は人知れずにね。世界に何かが発生するというのはとっても神聖な、一つの儀式と言えるから。
その小さな足を握りしめるまで、いや、小さな足を握りしめてもなお、
慎重に、慎重に。そうっと、そうっと。
それではらるらるらん♪
ラララ世界で会いましょう☆
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<ラム子より不器用さんたちへ>
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