プロローグ6.「瞬間」と「軌道」について(by ラム子)
こんにちは。本日で「占いに行く前に」シリーズとしては最後になります。
今日、いちばん大事な”瞬間” と ”軌道” つまり「時の秘密」のことについて少し触れたいと思います。今日は「占い」を題材に、具体的にわかりやすく伝えたいと思います。(できるかな!)
たとえば「時間」でいうとタロットが一番明確に決まっていて「だいたい3ヶ月」の幅のことを視ます。その3ヶ月は、1年後くらいまで選べるので、「今から3ヶ月」でもいいし「3ヶ月後から3ヶ月」でも大丈夫です。
でもタイムラインが先になるほど、確実性は薄れてきます。なぜなら未来は書き換わって行くものだからです。なのでタロットも、今のあなたの瞬間地点の座標があるとして、それがある1つの軌道上にあると捉えて「その軌道のまま行くと」という仮説の上に出てくる「世界の答え」なんです。
だから「今起こっていること」は別として、ちょっと先の未来ーだいたいタロットでは1ヶ月先ーに起こることも、これ絶対ではないのです。
ちょっと先の未来、これはだいたい当たります。
でもそれは、人がある軌道の上にいる時、軌道はなんとなく放物線のような形だとわたしは思うのですが、投げたボールが直角に突然曲がらないのと同じように、一瞬で未来を変えるのは難しいからです。
これは「想念」の問題で、鍛えてくると、平均台から隣の平均台に飛び乗るように軌道を変えることができるのですが、平均台から平均台に飛び乗るって、例えでも難しいですよね、そうです、ちょっと”時のトレーニング”が要ります。加えてその時、カードの絵とかを見て説明を聞くと人は「そうなるのね!」と強く思ってしまいます。これでまた想念がそのすでにある軌道に対して強く重ね塗りしたような形で、ますます予定通りのことが起きるようになってしまいます。
わたしが人を視るとき、タロットでは、来てくれた人が、その終着点(タロットだと3ヶ月後)に立ってこの3ヶ月を振り返った時に、相談に来た時の地点より幸せであるために、その終着点に向かう「軌道(放物線)」を少し変えたり、例えば変わらなくてもその事象に対して違った解釈をできて準備ができたり納得できる心のアプローチを試みます。
「世界の答えはその瞬間 ”絶対"です」とわたしは昨日書きました。
ここで大切なのは”その瞬間のみの”答え、ということなのです。
だから本当は次の瞬間から未来は変えられます。テレビのチャンネルのような感じ。つまり「笑えない番組」だったのは54チャンネルだとして次の瞬間21チャンネルに変えたらそこは「ラララ番組」になるのです。
「あ、なんか変なゾーン入った」と思ったら、手をパンパン、と鳴らせば一瞬で軌道を変えることができます。
ただこれも「想念」の問題があるので、例えば「別れたい」と思いながら何年も別れることができなかったパートナーと、パンパン、と手を叩いたくらいでお別れできるかと言ったらそうではありません。そういう案件はもう、机の上の何度も黒く重ね書きした線、のようになっていて、なんならちょっとそれをコンパスでなぞって机がえぐれていて、鉛筆を置くとそっちへ行ってしまう(小学生の時、机にコンパスで字を書いたりしませんでしたか?笑)くらいの軌道になっていますので、自然とそっちに流れてしまう動きを辞めることからがスタートです。
星回りや四柱推命、生まれた時間とかは、あなたの人生に影響します。
けれどそれは「割と厳格な親の元に生まれた」とか「生まれつき肌が弱い」とかそういった、あなたの生活環境の要素の1つであって、それらがあなたの人生を支配し動かしていくなんていうことはありえません。
よく占いでも「**歳から**歳までのあなたはこうなっていく」と、決定事項のように言う人がいますが、
「あなたはこうなる」とか決めつけるのは「あなたはこうしかならない」と言っているのと同じで、それは「呪い」です。
呪いにかからないようにしてください。
生まれた時から死ぬまでが決まっているなんてことはありえません。
だってそもそも1999年に地球は滅びなかったとか、2012年に地球はアセンション(次元上昇)するはずでしたが少し遅れているとか、最近だったら、トランプさんは絶対大統領にならないとか言ってたのに大統領になったり、
「世界の予定」ですら予期せぬ出来事の連続なのに、それらと連動している小さな宇宙であるはずのわたしたちの人生だけが、最初から最後まで決まっているなんてことが、あるはずがないと思います。
時間の溝にロックオンされちゃわないで。笑。
もちろん占い師や霊能者は「”その瞬間”の世界の答え」を相談者に伝えるのが仕事であり、使命です。だけどそれは「今」のあなたが、その軌道上に在り続けた「未来」のことを指し示しています。だから例えば3年前は「その仕事を変えた方がいい」と強く言ってきた霊能者が先日は「その仕事をもっと頑張るように」言ってきたみたいなケースがあって「言ってることがコロコロ変わる」とか「あの時は辞めろと言ったのに」と不審に思う人がいますが、それはあなたの軌道が変わったからです。33チャンネルのあなたと71チャンネルのあなたは違うあなたなのです。
世界の軌道も刻々と変化しています。昨日もお伝えしましたが、携帯はガラケーからスマホになりました。歯医者では光を当てたらピピピとすぐに詰め物が固まります。だから化石座標ポイントで言われたことにいつまでも囚われないことが大切です。もちろん、人生を通じてのあなたのテーマ、のようなもの、普遍的なモチーフはあると思います。わたしだったら書くことだと思うのですが、そのスタイルやベクトルは、やっぱり日々とともに変わっていきます。信じているもの(書くわたし)は変わらないけれど、目指す場所は変化していきます。
小学校の頃、わたしの時代は夏休みに入る前、1日の予定を決めて色鉛筆で塗り分ける授業がありました。その時時間は「帯」でした。24時間の帯を塗り分けていく作業を毎年繰り返すことで、わたしたちは時間を「帯」のようなものだと思っています。でも本当は時間は座標で、小さな点の集まりです。正方形の紙の対角線に2つ点を打つと、平面ではとても遠いですが、鶴を折る時のように三角に折ると途端に点と点は重なります。
この三角に折る行為が4次元の秘密、つまり時間の秘密です。
(これはインターステラーという映画にも出てきました)
ただ、時間はドット(点)だと言われても絶対すぐにはピンとこないと思うので、それは繰り返しお伝えしていくとして、今日はまず占いにおける時間のことを知ってもらえたらと思います。つまりすべての占いにおける未来は、今のあなたの座標と呼応しているということ。だから次の瞬間からあなたが座標と軌道を変更すれば、簡単に未来は変えられるということ。そう、これが言いたいのです。次の瞬間からあなたの明日は変えられます、正確には明日を変えていたらちょっと遅い、だから「今」を変えるのです。あなたの「今」を変えることがチャンネル(軌道)変更です。テレビのチャンネルを明日変える人はいません「今」変えるためのチャンネルです。だから予言に串刺しされて標本みたいにならないで。何度も言いますが予言であなたを串刺しにするのは「呪い」です。
最後にノストラダムスの預言、ああいう悪いことに対する預言、当たらないことが多いですよね。それはいろんなところにそれを公言することで、いろんな人の「そうはしたくない」という想念が入ります。そのことによってBadな未来を変えるのです。「このままだとウチのお店潰れちゃうぞ」と言って「それは嫌だ」とみんなが頑張り、結果軌道が変わってそれを回避できたのです。だからおそらくどこかの過去地点での人類は、そのままだと1999年に滅びるんだったのです。え、だってあればずっと前に書かれたものじゃない? その答えはおいおいゆっくり語っていくとして・・・。
明日はその「想念」と「芽生えの時期」について話したいと思います。
ラララ世界の中心はあなたであって、いつどんな瞬間からも、その一瞬先の未来の時系列を変えることができます。
それではらるらるらん♪
ラララ世界で会いましょう☆
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<ラム子より不器用さんたちへ>
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