月モカ_180611_0078

la la la 5. 言葉より”行動”で相手を見極める(by も)

こんにちは。きのう、相手がいかなる関係性の人であっても、放たれた言葉自体を「まじりけのない状態」にして見極める、ということを書いたので、
これは対になるとも言える大切なことかなと思い、今日はその言葉を放つ相手、つまり「人」にフォーカスして話していきます。

ラララ世界でいつも”la la la”と言っているのに今日の扉絵はなんだか、まがまがしいですね。世界には必ず光と闇、陰と陽があります。ラララ部分しか見ていないと次の瞬間、割れ目に落ちていた、なんてことも、ママあります。今日はそういった意味で、みんなに自分を守ってもらいたい。
そんな気持ちをこめ、気を引き締めて書いていきたい、
ということでこの絵。

この絵に描かれている草木はわたしには”ディル”に見えるので、
最初になだめ草”ディル”のこと。このハーブは古代ヨーロッパでは魔除け草として、邪眼を除けたり悪魔の呪文を解いたりする不思議な霊力が崇められてきました。この”ディル”にあやかり、本当はあなたのことを心から想ってはいない人間からあなたのパワーやエネルギーを搾取されないために、
相手から発される言葉ではなく、常に行動を見るようにしてください。
よく見てください。言葉と行動が違ってないか。

とくに見極める必要があるのは、言葉と行動が完全に散らかってしまっている人じゃなくて一見連動して見えるような相手の場合です。
(完全にとっ散らかっている人はそもそもわかりやすいし、信頼もないでしょう。)「態度」でも見極められますが「態度」は「点」であって、その瞬間の状態の見極めです。もちろん「態度」は「行動」につながるサインですから、相手の態度が「あれ?」と思う時には、じぶん自身の心をお城だとしたら、守衛が連絡してきた、くらいには想って欲しいです。

「結局は行動だよな」って、いろんな経験を本当にしてきて、今わたしは強くそう思います。なぜ強くそう思うかというと自分はわりに「お人好し」なところがあって、今思うとあれは搾取されて終わったなあ、とか、いいように使われていたということなんだな、と思う経験がたくさんあります。
なのでこれは「地つづきの声」笑

よく見ていてください。あなたに優しい声をかけてくれた人、素敵だ! と言ってきた人、あなたがいて本当に助かる〜、という人、あなたを好き、っていう人たちの「行動」を。

「本当に助かる!」と言われて、相手を助けてばかりいませんか。
上司や店長に助かる、と言われて、時間外労働ばかりすることになってませんか。じゃあ逆にその人、すっごく困った時に何かしてくれましたか。
あなたに頼みごとをよくしてくる人、こちらが連絡したい時には、なかなか繋がらないとかないですか。安いお金で引き受けた仕事なのにもかかわらず、こっちから何度も言わないと入金がないとかないですか。

労働と賃金のこと、お金がからむことはまた深い話になるのでまたにしますが、その相手と自分における、エネルギーのin とoutをよく考えてみてください。じぶんが、この相手には与えるばかりになってもいい、と思っている相手なら全然いいのです。そうではなくって「対等な関係」を築いているとあなたは思っているのに実は「エネルギー泥棒」されているかもしれないあなたにお伝えします。なんだかその人の言葉で巧みに、搾取されているにも関わらず「何か活躍できる機会を与えてもらっている」ような考えになっていませんか。込み入った事情は全部取っ払って、相手が自分にかけてくる言葉と、行動の関係だけをシンプルに見てみてください。
わたしの場合ですけど、安いお金で雑に使ってくる相手ほどわたしのことを「先生! 先生」って言います。そんな時いっそ「そこの何でも屋!」とか呼んで欲しい、なんかすっごくちぐはぐな気持ち。笑。

人が大変な時に「何もしてやれないけど」とかける言葉がありますよね。
その言葉に続いた「行動」が大切です。
ここからはちょっと難しいんですが、まず相手との関係性、大事です。
その人にそういうことを求める義理のない関係で、この見極めを発動して、「何もしてくれなかったわあの人は」と思ってしまったら、あなたがエナジーバンパイアになってしまいます。
また相手の置かれている状況もあります。かつて困っている人に何か手助けになるようなことをしたことで足を取られたような経験がある人。そういう人は同じ傷をまた抱えるのは嫌だから、構えてそう言う場合があります。
何事にも例外はあります。あなたと誰かの大切な人間関係のためには、
全部をこの方程式に当てはめて欲しくないのですが、
とにかく「おうおうにして」人の想いは行動にでます。
「**ちゃん大好き」って言う女の人いるけど、この「大好き」は結構クセもので、大好きって言われた側より、大好きって言ってる側が相手を利用することが多いです。いろんな頼みごとしてきて、それを飲まされて、最終的に「だから**ちゃんて大好き」になります。
つまりそれって、その奉仕のオプションなかったら「好きじゃない」ってことになりませんか。

こないだテレビで、とあるマイナーな地下アイドルが、自分の熱烈なファンの方が孤独死をしていたのを知って、家を探し献花に訪れ、友達もなく彼女を追いかけるだけが生きがいだった彼のために「偲ぶ会」を開催したというドキュメンタリがありました。その際に彼女がマイクで「いやー、今日はいっぱいきてますね、さすが人がひとり死んでるって感じで」
と言いました。これを聞いていた父親が「なんてひどいことを言う子なんだ!」と思わずそう言いました。でもわたしはそうは思わなかった。

「ここでテレビ見てるだけのわたしたちにあの子の想いに水をさす権利なんてないよ。だってあの子はさ、そうは言ったかもしれなけど、彼の家に行き、彼の周りのひとに連絡をとり、じぶんの企画でじぶんの費用で、時間とエネルギーを使って、彼のためにこれを催してるんだからさ。じゃあ彼のためにそこまでしたひとって、彼女以外にどれくらいいるのかな?」
父親は、「そうだな、そう言われたらその通りかもしれない」と言いました。

これは逆説的なたとえです。献身的な行動をこれだけしていても発言ひとつで、それら全部が違った風に捉えられてしまいます。だからこそ言葉は危険で大切にしなくてはいけません。でも。これが逆説的なたとえだとすると、
何もしていないのに素晴らしい「お悔やみ」を述べたひとの方が、思いやりがあるみたいに見えてしまうことがあるってことなんです。
それって身近なひとの言葉に、あなたも何かを錯覚させられている可能性があるってことではありませんか。言葉を疑っていたらきりがないから、言葉は昨日お伝えしたやり方でフラットにとらえ、何よりもその後の行動を見ていって欲しい。ここでトラップがあります。あなたが損得勘定をしないこと。「ここで言うことを聞いておいた方があとあと得かな」
物事を森のようにグロス(トータル)で捉えることは大切ですが、こちらが損得で考えてしまったら最後、それは狐と狐の化かし合いですので、
もはやわたしがコメントを挟む余地はありません。笑。
(もちろんそういう相手がいて、やりあっていたって全然いいと思います)

損得勘定をしてしまうと、純粋なエネルギーのin outで図るのが難しくなります。できればエネルギーを売り掛けされないように。後から回収しようと思っていたら、その頃、相手はドロンしているかもしれません。

そして最後に、とっても大切なこと。
自分が誰かを大切だなと感じている時、
やっぱり言葉ではなくて、その想いは、態度や行動で、それを示して行きましょう。アプローチするだけが行動(アクション)じゃありません。
相手の求めていることをアクションする。それがノーアクションなこともあります。あえてノーアクションなことが伝わるような深い相手ならそれもありです。でもみんな時に思いを形にして欲しい、
あなたもそうではないですか?

何よりも行動が、大切です。

それではらるらるらん♪
ラララ世界で、時には市井(しせい)で会いましょう☆ 

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<ラム子より不器用さんたちへ>
「東の魔女」に聞きたいことがあれば、気軽にコメントしてくださいな。
それをテーマに次の記事を書くなど、一緒にこのマガジンを作っていきたいと思っています♪ la la la♪


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