マガジンのカバー画像

ラララ・ラム子の「la la la世界」

10
世界を、まばゆいほどの「ラララ」に。
運営しているクリエイター

#コラム

”力”の時代の終焉について

今回の「新潮45」の記事の件、新潮社文芸部の方々の健闘に救われています。                             ちょうど先日「ペンタゴンペーパーズ」をみたところ。 論点とか議論とかを通り越して、そもそも「出版(パブリッシュ)」とは何なのか、どちらかというと声を持たない弱者の為であるべきではなかったのか、そんなことを考えています。「平等」とか「正当な議論」とかいうけど、そもそも大きな声を持ち、それを全国規模に轟かせて社会的マイノリティを打ちのめした人間の”擁護

la la la初稿(by ラララ世界)

まばゆいほどに白い朝の光、 何もかもを包みこんで沈んでいく夕日、 ”さよなら”と”ここにいるよ”がほんとうは同じであること、 また今朝、新しく伸びてきたポインセチアの小さな芽、 今は遠い。けれど愛しているあなた。 ふと入り込んだ午後の風は、部屋を一巡りして、 この場所を清めながら、光の星屑を落として行ってくれる。 そんなことを考えていると、世界はまったく「ラララ」なのであった。 必要がない人には見えない。 見ようとしなければ見えない。 「全てがそこにありすぎて」 幼いころ、