自然にかえろう
11月22日から1週間の石垣島での滞在を終えて、
今日、埼玉の自宅に戻ります。
今、朝の6時ですが、外は真っ暗。風の音だけが聞こえてきます。
この1週間、
普段、使っていない五感をフルに使い
子ども時代に味わっていた
感覚を思い出しました。
今回の旅行は全てのタイミングがカチリとはまり、
流れるように実現しました。
・親しくしているヒーリングショップの
オーナー夫妻が石垣島の実家を
管理するために11月に
石垣島に滞在すること。
・オーナー夫妻が空港まで
迎えに来てくれること
・手術から1ヶ月経って、
体力的に問題がないこと。
・暖かくて、石垣島が、
療養するのに適していること
・12月からの放射線治療に間に合うこと。
・コロナの外出規制が緩和されていること。
・peachの格安便が手に入ったこと。
・オーナー夫妻の実家の斜め前の
素敵な宿がGO toで格安でとれたこと。
こんなふうに、うまくいく時は、流れに乗って
あたかも簡単に実現してしまうのですね。
今回の旅は、
こんなに長いこと1箇所に滞在したのは
初めてだし、
何の計画も立てないで
のんびりしたのも初めてでした。
宿は素泊まりで食事はついていないので、
初めの3日間の夕食は
オーナー夫妻の家で一緒に
自炊して食べました。
アユのような白身の地魚を
塩焼きにしたり
現地の野菜をシンプルに炒めたり
グレープフルーツとみかんを
かけあわせたような爽やかな現地の
みかんタルガヨーを食べたり…
シンプルで身体に優しくしみじみ
美味しい食事。
まさに、自然の恵みを感謝して
いただく日々でした。
オーナー夫妻は木を切ったり、
家の不用品を整理したり、
やること満載で忙しいので、
滞在中は基本、1人で
行動していました。
食事も食べたり食べなかったり
気の向くままに
移動は徒歩とバスです。
海岸までてくてく歩いて、
海の中でグラウディングしながら
日の出を見たり、
砂浜でずっと貝拾いをしたり
心動かされた植物や
景色、表情豊かなシーサーを
撮ったり、
浜や公園でパンやごはんを
食べたり…
時間を気にせず
自分のペースで
自然のリズムで生活しました
ご近所の方が営んでいる
小さな牧場で生後1週間の
仔牛にミルクを与えるのを見たり、
道端で突如、飼われているヤギに出会ったり、
竹富島で水牛車に乗ったり…
大好きな動物にたくさん
触れることができました
念願だったシュノーケリングも
夕方の米原海岸で体験しました
透明の海の波に揺られながら、
魚になった気分で
ずっと波間を漂いました
残念ながら、ウェットスーツの
締め付けがきつくて
船酔い状態になり、
その日の夜はぐったりして
しまいましたが…
それもいい経験でした。
そして、川平湾では2度、
船底がガラス張りで魚が見える
グラスボートに乗りました。
海の中には、それはそれは豊かな
世界が広がっていました
大きなシャコガイ
青い小さな魚の群れ
青い珊瑚礁の群れ
ジャガイモみたいな珊瑚礁
キラキラ光る小さな魚たち
悠々と泳ぐニモに似た鮮やかな魚
そして、可愛いウミガメにも遭遇
ここにいると、人間は自然の一部で
あることを
小さな存在であることを
感じます
太陽の恵みに感謝して
月の明るさに感謝して
風を感じ
鳥や虫の声を聞き
自然のリズムで生きる心地良さ
忘れていた大切なことを
思い出させてくれた
最高の旅でした
これから、空港に向かいますが
空港直行のバスは1日2便しかなく
時間が合わないので
ターミナル駅で乗り換えます。
時間に余裕をもって
出発です。
豊かな石垣島に
必ずや、また戻ってこよう