ホッキョクグマは、かき氷と同じ
電車内のドア上広告のスペースに流れるスーパーマリオブラザーズの雑学クイズ「60秒チャレンジ!ルイージを救え!!」を通勤中に楽しみに見ています。
ボーッと眺めていたら、今週のクイズは「ホッキョクグマの体の色は何色?」
でした。
何色だと思いますか?
シロクマなんだから、白じゃないの?と思いきや!
ホッキョクグマの皮膚の色は「黒」だそうです。
えっ?シロクマは、実はクロクマなの?って思いますよね!見た目、白いじゃないですか!
皮膚の色が黒いのは太陽の熱をよく吸収できるため、だそうです。
極寒の地で暮らしているかれらは皮膚の下に分厚い脂肪層があって、その脂肪層を包む皮膚は太陽の熱を吸収しやすい黒色。
じゃあなんで、シロクマなのよ?と思いますよね。見た目、白いじゃ…以下同文。
雪の上に黒い生き物がいたら目立って狩ができません。
なんと、シロクマの体毛は実は白ではなくて「半透明」で中が空洞になっているのだそうです。半透明なので、光を通して皮膚に太陽の熱を伝え、空洞なので空気の層が熱を逃さず、かつ水に濡れても軽く、乾きやすい構造なのだとか。ハイテクの衣料品のマテリアルみたい。よくできていますね!
そして、半透明のそれが白く見えるのは光が乱反しているから。かき氷が白く見えるのと同じ理屈だそうです。
そっかー。シロクマはかき氷と同じだったんだー。
あの有名なかごしまのかき氷「白熊」はあながち外れではなかったのですね。
ホッキョクグマといえば、人工保育で育った「愛媛県立とべ動物園」のピース。
飼育員さんに甘える可愛らしさで一躍人気者になりました。その後てんかんの発作を起こしたり、飼育員さんと二人三脚で頑張っている姿に、命の重さを考えさせられます。
こちらは以前いった仙台の「八木山動物公園」にて撮った写真です。
楽しく遊んで、テンションアゲアゲのシロクマちゃん。
八木山動物公園には「ナナ」という国内最高齢のホッキョクグマがいたのですが、去年なくなってしまいました。
だんだん人気者の動物たちをみることができなくなっていくのは寂しい限りです。
みんな、健やかに、幸せに暮らしてほしいです。