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MOA美術館と、熱海花火大会2023:美しい花火と素晴らしい夜景を満喫
熱海花火大会鑑賞場所は
熱海は、花火大会をするにはおあつらえ向けの場所。
3面を山に囲まれた「すり鉢」状の地形のため、海で上げる花火の音が反響し、天然のコンサートホールのよう。
ドーンと打ち上げられた音が背後の山に反響してその音の波にわーっと光の花が散ってゆきます。温泉街の灯りと海へ映り込むカラフルな花火の光がとても美しいです。
花火を鑑賞するには、
①花火が見える宿を予約する
②サンビーチで間近に真ん前から鑑賞する
が一般的です。
①の宿から眺めるの利点は、暑い、寒いに悩まされることなくプライベートな空間で花火を鑑賞できるちょっとリッチな気分に浸れること。ただ、花火開催の日は人気なので早めに予約しておく必要があります。
②のサンビーチは南のリゾートを思わせる景観。
近くから花火を見ると音の波動を体で感じることができる迫力です。
そして、もう一つ私のお気に入りの場所が、熱海城。
こちらは高い場所から熱海湾を見下ろす形になるので、花火がちょうど目の前に上がってきます。
目の前に開いた光の花の向こうに熱海の街の灯りがとても綺麗です。
この3つの鑑賞はどれもとても人気なので、予約が難しかったり、とても混雑したりします。
今回、ちょっと穴場的な場所を見つけましたので、ご紹介します。
それが、MOA美術館。
花火の時間、駐車場を開放してくれるというので今回は俯瞰する位置から花火を見学することにしました。
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MOA美術館
MOA美術館1982年に開館した私立美術館です。
岡田茂吉が創立者で、彼のコレクションを基盤に国宝3件、重要文化財67件を含む約3500件を所蔵しています。
(館名のMOAは「Mokichi Okada Association」の頭文字を取ったもの)メインロビーからの大パノラマの絶景で知られています。
エントランスから美術館本館までは60mの高低差があるので、まず、入口か約200mの通路を7基のエスカレーターで本館へと上っていきます。
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エスカレーターの上はメインホール。
世界6か国から集めた大理石を床に敷いた直径20mのホールです。天井には、日本を代表する万華鏡作家の依田満・百合子夫妻による世界最大級の万華鏡が投影されています。
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駐車場からの眺め。
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メインロビーからは初島や伊豆大島が浮かぶ相模灘を一望でき、遠くは房総半島から三浦半島、伊豆七島まで180度の大パノラマが楽しめます。
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20世紀彫刻の第一人者、ヘンリー・ムアのブロンズ像 「キング・アンド・クイーン」が展示されている、ムアスクエア。ここからは、相模灘の雄大な景観を眺めることができます。
館内には、この絶景を楽しめるThe cfe や、あの鎧塚俊彦パティシエがプロデュースしたスイーツ店も入っています。
熱海花火大会
館内に記されていた創立者岡田茂吉の言葉、
「「優れた美術品には、人々の魂を浄化し、心に安らぎを与え、幸福に誘(いざな)う力がある」
「美術品は決して独占すべきものではなく、一人でも多くの人に見せ、娯しませ、人間の品性を向上させる事こそ、文化の発展に大いに寄与する」
この信念のもと、岡田茂吉氏は美術品の蒐集につとめ箱根に箱根美術館を開館したのだそうです。ここ、MOA美術館は彼の意思を継承しているのだそうです。
花火も同じだなぁと感じました。花火を見るためにみんなが上を向く。
さて、今夜の花火はどのように撮れるでしょうか?
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美術館は16:00で閉館ですが、駐車場は開放してくれているので、花火の時間まで待機です。
街の灯りが夕闇に浮かび上がってきました。
駐車場にも少しずつ、家族連れやカップルなどが集まってきます。
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この場所はあまり知られていないのか、それほど混雑せず、花火をゆっくりと鑑賞することができます。
混み合うのが苦手な人や、小さなお子さんを連れたファミリーなどはこちらでのんびり花火を鑑賞するのも良さそうです。
いよいよ花火が花火が始まりました。
熱海の花火は静岡の煙火店イケブンさんが担当です。
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遠いので花火が小さいと思って設定していたら、花火が大き過ぎてはみ出してしまいました。
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熱海花火大会の見せ場は会場全体から打ち上げるスターマイン
「大空中ナイアガラ」。
眩く輝く花火にわぁっと歓声が上がる瞬間。
熱海の花火大会は一年を通じて、開催されています。
すでに、2024年のスケジュールも発表されていますのでホテルを予約する方は早めに予約したほうが良さそうです。
おすすめのお昼
今回は、もう一つ。
駅前のお店で食べたランチのおすすめです。
とにかく、コスパ良し!
そのお店がこちら
「まぐろや」
駅前にある第一ビルの地下一階にあります。
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水産会社直営なので新鮮でコスパ抜群。
テレビなどでも紹介された有名店なので、混んでいます。
入り口に名前を書くノートがあって書き込むと呼び出されるスタイル。
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ちょうど「熱海怪獣映画祭」コラボメニューというのを各お店で出している時期でした。
ここのお店はギンポの煮付け。
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コレ。
定食が出てくるまで、まずはこちらでビールを…。
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そしてランチ。
「まぐろや定食」にしました。
金目鯛の煮付けが丸ごと一匹!そしてまぐろと白身の刺身もついて1100円でした。
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メニューには他にも熱海ダイダイサクラマスの「熱海マス丼」「マスイクラ丼」マグロ、アジ、タイの「三食丼」などなど新鮮で美味しそうな海鮮があって、目移りしました。
熱海にお出かけの際のランチにいかがでしょうか?